高知大学から海外への留学
ビコール大学:2025年8月〜2025年12月(人文社会科学部2年生)
ビコール大学:2025年8月〜2025年12月(人文社会科学部2年生)
ビコール大学
2025年8月〜2025年12月(人文社会科学部2年生)
留学報告
| 所属 | 人文社会科学部 |
|---|---|
| 留学開始時学年 | 2年 |
| 留学先国名 | フィリピン |
| 留学先大学 | ビコール大学 |
| 留学先所属 | 社会科学・哲学部 |
| 留学期間 | 2025年8月〜2025年12月(1学期間) |
出発前の準備
| ビザの有無 | 有 |
|---|---|
| ビザの種類 | 学生ビザ |
| その他必要な事前手続き | |
| 必要経費 | |
| 渡航費 | 約10万円 |
| 海外旅行保険 | 約4万円 |
| その他 | |
留学中の生活
| 履修した授業 |
Places and Landscape in a Changing World |
|---|---|
| 授業の様子・アドバイスなど | 履修科目決めは、担当の先生のアドバイスをもとに、授業難易度を踏まえて自分の興味のあるものを取るのが良いと思います。テストは中間・期末以外にもミニテストが頻繁にあった授業もあったので、日々の復習が欠かせないと感じました。わからないところは先生や友人に早めに確認することも大切です。 |
| 課外活動 | ― |
| 生活費 | |
|
住居費 |
約0.5万円 |
| 食費(1ヶ月あたり) | ― |
| 教科書代 | なし |
| 通信費・交際費など(1ヶ月あたり) | ― |
| 住居 | |
| 住居の種類 | 学生寮 |
| 住居決定の方法 | 留学先大学の紹介 |
| 住居全般に関するアドバイス | 台風、大雨などの災害時はもちろん、日常的に停電が発生したり、インターネットが繋がらなくなることがよくあった。寮全体に冷房はなく、洗濯機もないため、衣服は手洗いしていた。また、消灯時間などが決まっていないため、自分が寝たい時間に部屋が明るく寝付けないことも多くあった。家賃はすごく安いが、これらのことに強いストレスを感じるのであれば自身で部屋を探すことをお勧めします。 |
| 留学先での交換留学生に対するサポート |
留学担当の先生や国際交流室の方々がすごく親身で何かあった時に連絡がしやすかったり、部屋に訪ねやすい関係を築いてくださった。また、先生方の授業中や授業外での授業内容理解や言語面のサポートを丁寧にしてくださった。体調が優れない時もすぐに大学内のクリニックに連れて行ってくれるなどした。 |
| 健康管理面のアドバイス | 実際に食あたりにあったが、屋台のようなお店で売られている食べ物は自己責任で注意が必要。 |
学習面/生活面でのコメント・アドバイス
学習面
私自身、もともとの英語力が高い方ではなかったので初めは日常的なコミュニケーションから授業まで、全てにおいてすごく苦労しました。また、フィリピンの公用語は英語ですが、日常的にはタガログ語が使用され、英語が使われる場面は授業中のみでした。授業中であっても、生徒の発言は基本タガログ語であったり先生も時々タガログ語を話すことがあったり、混乱することや話している内容がわからなくなることがよくありました。しかし、そのような時は友人たちが英語ですぐに言い換えてくれたり、授業後に確認してくれたりするなどしてくれたおかげで授業内容がわからないままになることはありませんでした。履修に関しては、私が留学前から希望していた科目は難易度が高いということで、悩みましたが結局履修をせず、担当の先生に勧められたものを履修しましたが、どの授業も興味深い内容で楽しく学ぶことができました。渡航後二か月ほどは、毎日文法書や単語帳を開いての英語学習と授業の復習に追われ、ほとんどの時間を寮のスタディエリアで過ごす毎日を送っていました。私は四つの授業を履修していましたが、四科目とも先生が授業でパワーポイントスライドを使用しており、それを主に授業後に共有してくださっていたので復習がし易かったです。どの先生も何かわからないことがあれば個別で丁寧に対応してくださりました。ビコール大学は日本人が私一人であったため、最初は心細かったのですが、出会う学生は皆フレンドリーで私が留学生だとわかるとたくさん話しかけてきてくれ、授業中でも授業外でも親切にサポートしてくれました。四科目とも無事単位を得ることができたのも、彼らのサポートがあってこそだと感じています。また、フィリピンの大学の特徴なのかビコール大学の特徴なのかはわかりませんが、小テストとプレゼンが多くありました。これらの準備のためにかなり時間がかかったりしんどい思いをしたりしましたが、すごく力になったと思っています。停電が頻発したりインフラが弱かったりすることが原因で、思うように勉強ができなかったり、教室のプロジェクターがうまく機能しなかったり、扇風機がつかず、すごく暑い中での授業を受けたりすることは大変でしたが、周囲の支えもあり五か月間なんとかやり切ることができました。
生活面
生活に関しては困難や不便さを多くの場面で感じました。まずは寮の設備ですが、寮生が使用できる洗濯機がなく、洗濯物は手洗いをするしかありませんでした。頼めば一週間に一回ランドリーに持って行ってくれるのですが、私は一週間分の衣類を持って行っていなかったことと、料金がかかるため、2~3日に一回くらいの頻度で手洗いをしていました。他の設備としてはエアコンがなく、一部屋に一つ天井に扇風機が付いている程度であること、シャワーが水しか出ないことなどありましたが、これらはすぐに慣れると思います。私が一番キツさを感じたのが停電です。まずフィリピンは台風の上陸が非常に多く、台風が近づくと安全を考慮し休校になることが度々ありました。そして台風の際、ほとんど必ずと言っていいほど停電が起こります。停電が起こると電気が使えなくなるだけでなく、インターネット接続も切れてしまうため携帯やパソコンも使えずすごく不便さを感じました。台風でなくても、大雨が降った時や特に何もない時でも停電が起こることも何度もありました。こうした停電は短くて30分程度から半日で治まることが多いのですが、台風の際、最長9日間の停電を経験し、精神的にも非常にしんどさの感じる期間でした。マイナスな面ばかり挙げてしまいましたが、私のフィリピン生活は周りの人々に支えられて成り立っていました。寮の掃除や管理を担ってくださっていた寮母さんのような方が一人いらっしゃったのですが、私が入寮して間もない頃から気にかけてくださり、寮生は基本調理道具を各自持ち込んで自炊をしていましたが、私に毎日食事を用意してくださり、彼女が休みの日は寮のガードさんが用意してくださっていました。また、同じ寮の友人が9日間の停電の際も電気が復旧しているエリアまで連れて行ってくれ、Wi-Fiの使えるカフェを教えてくれたりもしました。同じく停電が続く中、近くの男子寮の人たちが焚火を作ってご飯を用意してくれるなど人の温かさをたくさん感じることができました。また他には、ビコール大学は首都圏から離れた地方にあったため、比較的治安も良く、スーパーが近くにあったり様々な青果物を安く購入できる夜市が毎日開かれたりするなど、日常生活は送りやすいのではないかと思います。交通手段はジープニーという乗り物があり、少し慣れるまで時間がかかりましたが、日本の公共交通機関よりも安く移動できるのでおすすめです。基本的に街中には信号機がなく、交通量も多いので道を歩く際には注意が必要です。困難や不便さは多く感じましたが、人があたたかい場所でした。