高知大学から海外への留学
フィリピン大学:2025年1月〜5月(人文社会科学部4年生)
フィリピン大学:2025年1月〜5月(人文社会科学部4年生)
フィリピン大学
2025年1月〜5月(人文社会科学部4年生)
留学報告
| 所属 | 人文社会科学部 |
|---|---|
| 留学開始時学年 | 4年 |
| 留学先国名 | フィリピン |
| 留学先大学 | フィリピン大学 |
| 留学先所属 | 経営学部 |
| 留学期間 | 2025年1月〜5月(1学期間) |
出発前の準備
| ビザの有無 | 有 |
|---|---|
| ビザの種類 | 学生ビザ47(A)(2) |
| その他必要な事前手続き | 健康診断、入国に必要なeTravelの申請 |
| 必要経費 | |
| 渡航費 | 約3万円 |
| 海外旅行保険 | 約5万円 |
| その他 | |
留学中の生活
| 履修した授業 | 経営学入門、フィリピノ語入門、キャンプ(体育科目) |
|---|---|
| 授業の様子・アドバイスなど | 自分が興味のある科目を履修してみると面白いと思う。テストや課題が多く出る授業もあれば少ないものもあるので、バディにその辺を聞いて無理のない範囲で履修することをお勧めします。 |
| 課外活動 | サッカー(地元プロチームに所属) |
| 生活費 | |
|
住居費 |
約1万円 |
| 食費(1ヶ月あたり) | 約2万円 |
| 教科書代 | 0円 |
| 通信費・交際費など(1ヶ月あたり) | 約1万円 |
| 住居 | |
| 住居の種類 | 学生寮 |
| 住居決定の方法 | 留学先大学による紹介 |
| 住居全般に関するアドバイス | 慣れるまではとにかく現地学生のサポートを受けて、ある程度慣れたら少し勇気を出して1人行動を増やしていく。 |
| 留学先での交換留学生に対するサポート |
現地の学生がバディーとしてついてくれて、授業の履修登録や、現地の公共交通機関の使い方など慣れるまで一緒に行動してくれたりして、とても頼り甲斐がありました。 |
| 健康管理面のアドバイス | 環境が全く違うので、疲れや心の不調があった時は無理なく休む。 |
学習面/生活面でのコメント・アドバイス
学習面
私は英語力0の状態で渡航してしまったため、はじめは授業を理解できるわけもなく、常にChat GPTに頼りながら授業を受けていました。しかし、周りはもちろん英語が話せる人ばかりなので、このままではいけないと思い、自然と英語を勉強する時間は増えていきました。しかし勉強しているという感覚はなく、自然と習慣化されていき、周りには英語が話せないことを大々的にアピールしていたため、間違うことも恐れることなく、とにかくコミュニケーションを取ろうとメチャクチャな英語で話し続けるというようなことをずっとしていました。そうしていたら、2ヶ月が経過する頃には簡単なコミュニケーションが取れるようになっており、留学が終わる頃には普通に生活する上で支障がないくらいは話せるようになっていました。しかし、授業レベルになるとやはりそんな簡単には行かず、最後まで自分自身の力で全てを理解することはできませんでしたが、留学初期は1割ほどしか理解できなかった授業での英語の内容も終盤には5割以上は自力で理解できるようにはなっていました。
授業のレベルはさすがフィリピンの最高学府ということもあり、非常に質が高く、内容も面白いものばかりでした。何より学生の積極性がすごく、毎授業、教授と意見交換をしていたり、考え方や一つの事象に対する捉え方も違いを感じることができて、とても面白かったです。なので、もっと英語が話せたら自分も意見交換できるのにと英語を勉強するモチベーションにもなっていました。
また、現地の言葉を学習する授業を取得することも強くお勧めします。フィリピンは英語だけでなく、フィリピノ語と呼ばれる、公用語があり、それを学ぶ授業もとても面白かったです。英語でフィリピノ語を学ぶので英語の勉強にもなりますし、留学生はほぼみんな同じスタートラインから学ぶので、お互いに教え合いながら学ぶことができ、他の国から来た留学生とも友達になれます。
異国で学習を進めていく上でとても重要だと感じたことは、全て習慣化していくことです。せっかく海外にいるので、何を勉強するにしても1人で日本語の書籍やテキストを使って勉強するのではなく、現地で知り合った友人と会話の中で理解を深めていくだとか、外に出て自分の目、体験から学ぶ姿勢を持ってみることが習慣化につながると思います。前者の勉強法も大切なことであるとは思いますが、勉強を勉強ととらえてしまい、ただでさえ、異国での暮らしでストレスがかかっているのに余計ストレスを感じてしまいます。だからこそ、生活の中で学んでいくことを意識して学習していくことを強くお勧めします。
生活面
生活面では「フィリピンでしか味わえないことを多く体験する。」をモットーにさまざまなことに挑戦してきました。私は正直英語が全く話せない状態で渡航したので何をするにしても不自由しかなく、はじめはできることも限られていました。普通ならそこで怖気付いてどんどん行動範囲が狭くなってしまうところ、私はあえて外に出て、多くの人に英語が話せないことを正直に伝え、同じ日本人留学生や他の国から来た留学生、現地の学生についていくようにしました。そうすると、言葉はわからなくても、みんな優しく接してくれて、英語が話せない私のサポートしてくれました。いつまでも支えて貰うばかりでは申し訳ないので、自然と英語を習得するための行動をとるようになり、2ヶ月くらいで最低限のコミュニケーションは取れるようになっていました。この経験から恐怖を感じたときこそ成長のチャンスであり、そのとき行動できればあとは怖いものなど何もなくなるということを実感しました。恐怖を感じるとどうしても視野は狭まってしまいますが、そのときこそ、一旦深呼吸し、俯瞰的に状況を捉え、一歩踏み出すきっかけであることを認識することが大切です。
そんなこんなでとりあえず何かわからないけど行動し続けたら気づいた時には友達もいっぱいできていたし、プロサッカー選手になれていました。そんな行動力、私にはないと感じてしまう人もいるかもしれませんが、留学に行く決断をした時点で他の人にはないくらいの行動力があります。自信を持ってください。
私が体験したフィリピンでしか味わえない多くの経験の中で特に印象に残ったことは、現地の経済状況やビジネスの実態を生で感じ、体感したことです。フィリピンは経済格差がかなりある国の一つで、大多数の貧困層と一部の富裕層といった格差がはっきりしている国です。それらは国民の住まいや衣服、生活からはっきりと見受けられます。その状況を踏まえて感じることや考えたことはここでは書ききれないくらいあり、人生観や生き方そのものに影響を与えるほどでした。そのような気づきや決定的な変化を味わうことができるのは、実際に現地に行き、生活し、その地の人たちと交わらないと得られない経験であると思います。私はこの経験から、さらに異国の現状や課題だけでなく、自国にも目を向けた関心が生まれました。当たり前のように暮らしてきて気づけなかったけれど、この課題は日本にも言えることだよな。みたいな発見もありました。
多角的に物事を考え、深い洞察力を鍛えるのに留学という経験は本当にお勧めします。