高知大学から海外への留学
イェーテボリ大学人文学部:2025年1月〜6月(人文社会科学部4年生)
イェーテボリ大学人文学部:2025年1月〜6月(人文社会科学部4年生)
イェーテボリ大学人文学部
2025年1月〜6月(人文社会科学部4年生)
留学報告
| 所属 | 人文社会科学部 |
|---|---|
| 留学開始時学年 | 4年 |
| 留学先国名 | スウェーデン |
| 留学先大学 | イェーテボリ大学 |
| 留学先所属 | 人文学部 |
| 留学期間 | 2025年1月〜6月(1学期間) |
出発前の準備
| ビザの有無 | 有 |
|---|---|
| ビザの種類 | 居住許可 |
| その他必要な事前手続き | |
| 必要経費 | |
| 渡航費 | 18万円 |
| 海外旅行保険 | 3.5万円 |
| その他 | |
留学中の生活
| 履修した授業 | ・Academic Writing ・Thinking Translation ・Cultural Perspective on Gender and Families ・Introduction to Swedish Language and Culture |
|---|---|
| 授業の様子・アドバイスなど | ― |
| 課外活動 | ― |
| 生活費 | |
|
住居費 |
約8〜9万円 |
| 食費(1ヶ月あたり) | 約3万円 |
| 教科書代 | なし |
| 通信費・交際費など(1ヶ月あたり) |
交通費5万円/1学期間 |
| 住居 | |
| 住居の種類 | 学生寮 |
| 住居決定の方法 | 友人・知人の紹介 |
| 住居全般に関するアドバイス | ― |
| 留学先での交換留学生に対するサポート | 現地の学生や交換留学生向けのイベントが多数あり、多くの人と知り合うことができた点はとても充実していました。しかし、寮に入るまでの3週間ほどの期間は自力でホテルやアパートを探して生活しなければならず不安も多かったので、住居に関してもう少し手厚いサポートが欲しかったなと思いました。 |
| 健康管理面のアドバイス |
― |
学習面/生活面でのコメント・アドバイス
学習面
【Academic Writing】
卒論や研究で使用するようなアカデミックな英語を学びました。授業は毎回、前半に教授からのレクチャーがあり、後半はペアワークで進められる形式でした。また、授業外でも1か月に1~2回ほどライティングの課題が課され、その際にはグループを作ってお互いに文章を見せ合い、意見を言い合いました。自分の文章を人に見せることに少しシャイになってしまう部分もありましたが、率直な意見を聞くことができ、英語力を上げるにはとても良い機会だったと思います。
【Thinking Translation】
この授業では、毎回教授から参考文献が出され、最初に作られたグループごとにファシリテーターを交代で務めながら議論をオンラインで進めました。ファシリテーターは参考文献をもとに翻訳に関する質問を準備し、他のメンバーが答えるという形式です。授業前までにディスカッションを行い、授業ではそれについて挙手制で意見を発表しました。ただ、この授業には修士課程の学生や翻訳を長く学んできた人が多く、初心者には難しい内容で、発表者が固定されがちでした。それでも、翻訳において何が大切か、また国ごとに翻訳の文化が異なることなど、これまであまり考えたことのない視点に触れることができて良い経験になりました。授業の内容は高度で、履修を止める人も多く、最初は30人ほどいた学生も最後は10人ほどになっていましたが、意欲的に学ぶ姿勢が求められる授業だったと思います。
【Cultural Perspective on Gender and Families】
受講生の約4分の1は日本人でしたが、初回に作られたグループは1グループに1~2人の日本人が入るように均等に分けられていました。授業の流れは、1週目に先生から参考文献をもとにしたレクチャーがあり、2週目にはそれについて各自で意見を書き、グループで交換するというサイクルでした。グループにはアメリカ、ヨーロッパ、アジアと多様な地域の学生がいて、ジェンダーや文化、家族に対する価値観が全く異なっており、実際にその地域に住んでいる人から直接意見を聞けることは非常に興味深く、日本の授業では得られない経験でした。特に discourse、移民、norms といったテーマでは、日本は他国と文化が大きく異なるため、意見を求められることが多く、自分の立場を考える良い機会になりました。
【Introduction to Swedish Language and Culture】
この授業では、スウェーデン語での自己紹介や簡単な会話(注文の仕方など)、さらに文化についても学びました。現地で生活する以上、言語を少しでも理解したいと思っていたので、とても良い経験となりました。ただし発音や単語が難しく、授業に加えて自分での予習・復習が必要だと強く感じました。
また、スウェーデンの大学は4クォーター制になっていて、授業も週に1〜2回しかないこともありました。なので、日本の大学みたいに時間割に沿って毎日忙しく授業を受けるという感じではなく、出された課題や参考文献をもとに、自分で勉強を進めていく必要がありました。授業時間は短い分、事前に課題をこなしたり、ディスカッションの準備をきちんとして臨むことが大事で、取り組み方によって得られるものが大きく変わるなと感じました。特に、自宅や図書館でどう勉強を進めるか、そしてどうやってモチベーションを保つかはとても大切で、これは留学生活を通して大きな学びの一つになったと思います。
生活面
【住居】
夏学期に来る交換留学生が多く、1月までテストがある生徒も多かったので、寮は2月から入居可能なところがほとんどでした。私がカギを受け取りに行った時には200人ほど待っており、どちらの時期に来る場合でも寮は早めに取っておくに越したことはないと思います。私は友人からシェアハウスでのトラブルの話を聞いていたので、大学からトラムで5分ほどの場所にある、お風呂・トイレ・キッチンがすべて付いている部屋にしました。ただ、滞在が半年だったこともあり、シェアハウスに住んでいる友人たちがキッチンメイトと一緒にご飯を食べたり、敷地内のサウナやゲームルームで交流しているのを聞くと、半年ならシェアハウスも良かったかなと思いました。それでも自分で好きなタイミングで料理ができる点は良かったです。ただし、部屋によっては電子レンジが付いているところとそうでないところがあり、私の部屋にはなかったのでマーケットプレイスで購入しました。こうした点は運だと思います。
【生活について】
歩いて3分のところに21時まで空いているスーパー、10分歩けば22時まで空いているスーパーがあったので、特に生活に困ることはありませんでした。大きなモールに行くとアジアンスーパーもあり、日本食の調味料なども手に入れることができました。ただ、スウェーデンは外食すると2,000〜3,000円ほどかかるので、私はよく自炊をしていました。日本の調味料はやはり高いので、カバンに空きがあるなら持って行って損はないと思います。また、到着してから1〜2週間は生活に慣れるまで時間がかかるので、すぐに食べられるレトルト食品を持っていくととても助かると思います。
留学生活では、9月から来ていた留学生が多かったため、私が行った時点ではすでにグループができていましたが、積極的にイベントやボードゲームができる場所に行くことで友達を作ることができました。1月はほとんど晴れの日がなく気分が落ち込むこともありましたが、そのようなイベントに参加して人と話すことで気分を紛らわすことが大事だと思いました。
また、天気が悪いこともあり家にこもりがちになってしまうことも多かったのですが、スウェーデンではランニングをしている人が多く、私も毎日走るようになりました。ヨーテボリにはハーフマラソンがあり、私は参加できませんでしたが、ストックホルムフルマラソンには出場し、完走することができました。留学をきっかけに新しいことに挑戦できたのは大きな経験であり、これから留学する人にもぜひおすすめしたいと思います。総じてスウェーデンでの生活は、とても有意義なものでした。