高知大学から海外への留学
中国文化大学:2025年2月〜2025年6月(農林海洋科学部2年生)
中国文化大学:2025年2月〜2025年6月(農林海洋科学部2年生)
中国文化大学
2025年2月〜2025年6月(農林海洋科学部2年生)
留学報告
| 所属 | 農林海洋科学部 |
|---|---|
| 留学開始時学年 | 2年 |
| 留学先国名 | 台湾 |
| 留学先大学 | 中国文化大学 |
| 留学先所属 | 国際外語学院 |
| 留学期間 | 2025年2月〜2025年6月(1学期間) |
出発前の準備
| ビザの有無 | 有 |
|---|---|
| ビザの種類 | 停留ビザ(半年以下の交換留学対象) |
| その他必要な事前手続き | |
| 必要経費 | |
| 渡航費 | 約7万円 |
| 海外旅行保険 | 約5万円 |
| その他 | |
留学中の生活
| 履修した授業 | 主に留学生向けの中国語の講義(文法や作文、日中翻訳などを学ぶ授業を週14時間程度)を履修した。 他に英文学科の英語でプレゼンテーションを行う授業、商学部の異文化コミュニケーションを学ぶ授業等を履修した。 |
|---|---|
| 授業の様子・アドバイスなど | 交換留学生は基本的に全ての学部の授業を履修できる。ただし正規の学生の後に履修登録期間が設けられているため、履修を希望する授業が登録できないことがあった。また、シラバスで全て英語で授業を行うと書かれていても、実態と異なることがあるので一度授業を見学することをお勧めする。授業期間中に、何度か履修している授業を取り消せるタイミングがある。 ほとんどの授業で中間テストと期末テストがあるため、テストの実施方法・範囲等は聞き逃さないように注意。期末テスト後に2週間の「自己学習期間」があり、対面・オンラインで授業が行われたり、課題提出が求められることがある。 授業に関してなにか疑問点・困ったことがあったらすぐ先生に聞きに行き、解消したほうがいい。先生は優しい方ばかりなので、親身になって対応してもらえる。履修している授業を担当する先生やクラスメイトとの関係を築くのはとても大事なことだと思う。 |
| 課外活動 | ― |
| 生活費 | |
|
住居費 |
1.1万円 |
| 食費(1ヶ月あたり) | 2.7万円 |
| 教科書代 | 1万円 |
| 通信費・交際費など(1ヶ月あたり) | ― |
| 住居 | |
| 住居の種類 | 学生寮 |
| 住居決定の方法 | 留学先大学による紹介 |
| 住居全般に関するアドバイス | 基本的に寮では炊事が禁止されているので、毎日の食事を外食で済ますことが多くなる。体調管理は万全に行った方がよい。また、5人いるルームメイト(基本的に同じ国出身の人)とは部屋のルール等をしっかり決めて各々のストレスを出来るだけ減らせるようにすると良いと思う。 |
| 留学先での交換留学生に対するサポート |
留学生担当のデスクがあり、わからない点はすぐに相談することができた。また、留学中は複数回交換留学生向けのガイダンスがあった。 |
| 健康管理面のアドバイス | |
学習面/生活面でのコメント・アドバイス
学習面
私は、台湾・中国文化大学での交換留学中、主に留学生向けの中国語の授業を中心に学習に取り組んだ。週14時間程度、文法・作文・日中翻訳などの科目を履修し、基礎から応用まで段階的に学ぶことができた。授業は少人数で進められ、発言や練習の機会が多く、語学力を着実に高めることができた。
また、英文学科で英語によるプレゼンテーションを行う授業や、商学部で異文化コミュニケーションを学ぶ授業も履修した。英語で意見を述べ、異なる価値観を持つ学生とディスカッションすることで、自分の視点を見直す良い機会となり、語学力以上に柔軟な思考力や異文化理解力が鍛えられた。
学習面では、授業の中でグループワークが多く取り入れられており、協働を通して学ぶスタイルが印象的だった。初めは言語の壁や考え方の違いに戸惑い、話し合いがうまく進まないこともあったが、相手の意見に耳を傾け、自分の思いを丁寧に伝えることを心がけることで、少しずつスムーズに取り組めるようになった。また、台湾では授業中に朝食をとったり、遅刻して出席する学生が珍しくなく、そうした違いからもカルチャーショックを実感した。
学習に関して疑問点があった際は、なるべく早く先生に相談するよう心がけていた。中国文化大学の先生方はとても親切で、質問にも丁寧に対応し、気にかけて下さった。わからないことをそのままにしておかず、自分から情報を求めていく姿勢はどこにいたとしても大切だと感じた。また、先生やクラスメイトとの関係を築くことは、学習の質を高めるうえでも非常に重要だと感じた。
先生やクラスメイトからは日本の文化や慣習について質問されることも多かった。日本に関心を持ってくれていることがとてもうれしく感じられる一方で、外国語で自国について説明することの難しさも痛感した。思うように伝えきれず悔しい思いをしたこともあったが、そうした経験を通じて「自分自身が日本の文化をきちんと理解し、伝える力を養うこと」の大切さに気づいた。私自身も他国の文化に対して積極的に関心を持ち、相互理解を深める姿勢を大切にしていきたいと強く感じた。
台湾での半年間は、語学力の向上だけでなく、文化の違いを受け入れる柔軟性や、異なる価値観の中で自分の考えを発信する力を育む貴重な時間だったと感じている。日本に帰ってからも中国語や英語の学習を継続して、現地で培ったコミュニケーション力や異文化理解をさらに深めていきたい。
生活面
私は、2025年2月から5か月間、台湾の中国文化大学に交換留学をした。ここでは現地での生活について、住環境・食事・交通・文化の違いなど、実体験をもとにまとめる。
まず住環境について紹介する。私は大学キャンパス内の学生寮に滞在し、6人部屋で生活を送った。部屋にはベッド、机、エアコン、Wi-Fiなどの基本設備が整っており、水回りは同じフロアの住民と共用だった。寮費は月2300元(約1万1千円)ほどで、経済的にも負担は少なかった。寮の近くにはスーパーや飲食店もあり、日常生活には困らなかった。ただし、寮では基本的に炊事が禁止されており、毎日の食事は外食が中心となるため、体調管理には特に気を遣った。
食生活については、台湾の多様な食文化に触れることができ、学食や屋台、朝ごはん専門の店など、手軽で安価に美味しい食事を楽しめた。特に魯肉飯や牛肉麺、豆花などのローカルフードは、友人と夜市に行くたびに楽しみにしていた。一方で、油分が多く野菜が少なめのメニューが多かったため、栄養バランスに気を配るように心がけていた。
交通手段については、台北市内のMRT(地下鉄)やバスの本数が多く、移動は非常に便利だった。学生証と一体になったICカード「悠遊卡」で支払いもスムーズにでき、自転車シェアサービス(YouBike)も活用した。自転車専用レーンが整備されており、安全に走行できた点もありがたかった。
留学生活の中で苦労した点も多かった。最も大きかったのは言語の壁で、買い物や病院、役所などの場面では細かいやり取りに苦労した。そのため、日常で出会った中国語表現をメモして覚えたりして、少しずつ慣れていった。また、ごみの分別や電圧、水道水、トイレットペーパーの扱いなど、生活習慣の違いに戸惑う場面も多かった。
さらに、慣れない環境での生活に孤独を感じ、最初の1か月は特に精神的に不安を感じやすかった。環境の変化に上手く適応できず、体調を崩してしまった時期もあった。生活リズムが大きく変わる中で、自分の健康管理の重要性を改めて認識した。心を落ち着ける場所を見つけたり、適度に息抜きをしたりと、自分のペースで過ごす工夫が、ストレスを和らげる大きな支えとなった。留学先でできた友人たちとの交流も大きな心の支えとなった。
今回の留学を通して、文化や言語の違いに直面しながらも、それを受け入れ、乗り越える力を身につけることができたと感じている。生活の中でも新たな発見があったり、多様な価値観に触れて自分の考えを見つめ直すきっかけがあったりと良い機会だったと思う。