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東海大学:2023年9月〜2024年1月(人文社会科学部3年生)

東海大学
2023年9月〜2024年1月(人文社会科学部3年生)

留学報告

所属 人文社会科学部国際社会コース
留学開始時学年 3年
留学先国名 台湾
留学先大学 東海大学
留学先所属 特別生
留学期間 2023年9月〜2024年1月(1学期間)

 

 

出発前の準備

ビザの有無
ビザの種類 停留ビザ
その他必要な事前手続き 健康診断
東海大学に併設されている中国語センターに通う必要があったため、プレースメントテストとアンケートに答える必要があった。
必要経費
渡航費 約8.5万円
海外旅行保険 約3.4万円
その他  

 

 

留学中の生活

履修した授業 ・日本語学科 多元文化導論、日本資訊傳播導論、日語分科教學法
・中国語センターで行われる国語の授業(毎日午前3時間)
授業の様子・アドバイスなど 履修の仕方としては東海大学では留学生は特別な方法で行わなければなりませんでした。iLearnというサイト上で履修する授業を調べ、履修する旨をその担当の先生に伝え専用のプリントに授業名と担当の先生のサインをもらい留学オフィスに提出するという方法でした。
私は留学先で日本語がどのように教えられているのかということについて知るために日本語学科の授業を履修していたため、あまり負担に感じたことはありませんでした。ただ、多元文化導論はほとんど中国語を話しながら意見交換をしたり先生の話を聞いたりするという授業でした。中国語にあまり自信がなかったのですが、日本語学科の学生に分からない言葉が出てきたら質問するなどして乗り切っていました。
また、課題についても留学生は日本語で規定の倍の量書くならそれでいいという指示があったのですが、私はせっかく留学をしているのですべて中国語で書き、友達に添削してもらった後に提出をしていました。
テストはあまりなく、ほとんどがレポートだったため留学生だから単位がとりづらいということはあまりなかったかなと思います。
課外活動
生活費

住居費
(大学寮、アパート賃料など)
(1ヶ月あたり)

約4.5万円
食費(1ヶ月あたり) 約3万円
教科書代 約7,000円
通信費・交際費など(1ヶ月あたり)
住居
住居の種類 大学の寮
住居決定の方法 留学先大学の紹介
住居全般に関するアドバイス 冷房を使うためには専用のカードを購入しなければ使うことができない。
各部屋に1つWi-Fiがあるがあまり良くなかったため時々接続することができず困った。
キッチンは寮全体の共有物のため寮の事務室に行き使用する旨を伝え借りる日の予約をする必要がある。
留学先での交換留学生に対するサポート

交換留学生は必ず東海大学の中に併設されている中国語センターに無料だが通う必要があり、その制度がとても語学上達につながったように感じます。また、中国語センターで2か月に1回ほど文化体験授業が行われていたことが文化を理解するという点でありがたかったように感じます。また、東海大学の学生たちが日本人と台湾人の交流機会を設けるイベントを1か月に1回行っていたことで、台湾の学生と友達になる機会が必然的に多くなるようにしてくれていたことがありがたかったです。

健康管理面のアドバイス 台湾の蚊は日本と少し異なりかゆみが1週間ほど続くものがいるため、ムヒや蚊を寄せ付けないグッズを持って行くことをお勧めします。

 

 

学習面/生活面でのコメント・アドバイス

学習面

中国語センターの学習と東海大学の履修していた授業についてです。
まず、中国語センターでの中国語授業についてです。クラス分けの前にプレースメントテストを行い、学生個人の語学能力を測った後にクラス分けをするという方法を取っていました。また、授業が始まってもクラスが簡単すぎる、難しすぎるということがあれば他のクラスに空きがあれば移動することもできます。中国語の授業は1週間に15コマ取るか6コマ取るかを選ぶことができます。また、午前中の授業か午後の授業かを選ぶことができるため、大学の授業を午後に取りたい人は午前中に中国語センターの授業を受けることをお勧めします。
また、中国語センターの午後の授業を取る人は比較的少ないようでレベルが合わなくても我慢しなければならないというようなこともあると言われていたためよく考えて選ぶ必要があるかなと思います。私のクラスはアメリカ、イギリス、カナダ、フィリピン、モンゴル、タイ、ドイツ、ホンジュラス、日本と国籍が偏っていなかったため英語と中国語の半分半分で話をしていました。授業中も疑問に思ったことをいつでもきくことができるような雰囲気が作られていたため学びやすい雰囲気だったと思います。
中国語センターでは必ず受けなければならない文化を学ぶ授業と学生が希望して参加するいろいろな地域に赴いて文化体験をする授業を開催していたため語学だけでなく文化を学ぶことも簡単にできます。
大学の時間割としては1限目が8:10から始まりますが中国語センターの午前中国語クラスは9:10から12:00までの3時間中国語を学びます。
他にも中国語センターでは言語交換プログラムがあります。また追加でお金を払うことにはなりますが生活で使う中国語、映画で学ぶ中国語、ビジネス中国語の授業など様々開講されているので目的に合わせてその授業を履修するということも考えてもいいかもしれません。
次に東海大学の履修していた授業についてです。私は日本語教育について学ぶために日本語学科の授業を取っていました。ただ、日本語学科以外にも経営や建築など幅広い授業が開講されています。私の友達は英語の授業を多くとり台湾に留学して中国語と英語の両方を学ぶという方法を取っていました。課題はそれぞれ授業によって異なりますが基本的にはiLearnというサイトを使用して課題を提出するようになっています。あまり日本と変わった授業の方法はなく、安心して授業を受けることができました。

 

生活面

大まかに3点話したいと思います。1つ目は寮内の生活について。2つ目は平日の過ごし方について。3つ目は休日の過ごし方についてです。
まず、1つ目の寮内の生活についてです。寮内には共有のキッチンと各棟で共有のシャワー、トイレがあります。また、セブンイレブンが併設されています。基本的には外食や近くの夜市に行きご飯を食べるということが台湾の食文化となっているため、それに準じていたが時々日本食であったり手料理を食べたいと思ったりすることがあったため、その時にキッチンを借りていました。キッチンで料理を行うことで台湾の学生とも料理を一緒に行うという機会も設けることができました。台湾の学生に日本料理を作りながら教えたり、逆に台湾の学生から教えてもらったりすることがあり、台湾の食文化に触れ合う機会が比較的多く持てたと思います。
次に2つ目の平日の過ごし方についてです。午前中は東海大学にある中国語センターで中国語を3時間学びます。交換留学生は無料でこの授業を受けることができます。中国語の授業が終わると友達と合流し食堂に行きお昼ご飯を食べます。この食堂は色々なお店がその中に入っており、ビュッフェのように各々が料理を取るものやお弁当を売っているお店、チャーハンなどを売るお店などがあります。午後はそれぞれ履修した授業がある場合はその授業に行きます。授業がない日は中国語センターで仲良くなった人たちとバドミントンをしに学外に行くことや、寮の共有スペースや自室、学内の図書館で中国語の授業の復習を行っていました。夜は東海大学の近くにある街に行きご飯をするか、少し遠出をして夜市に行きそこでご飯を食べ帰宅するというような生活をしていました。
最後に休日の過ごし方です。休日はできるだけ外出をして現地の台湾人との交流をする日にしていました。お店に行ったり映画に行ったり何か活動をすることを心掛けていました。長期の休みの場合は留学生の友達と一緒に旅行に行きました。私は台中という台湾の中間部分にあるところに住んでいましたが、台中以外の地域の文化に触れたいと思っていたため旅行に行っていました。台湾は交通費が比較的安いので旅行は語学力の向上、文化にふれることができるなど良い点が多いのですごくお勧めできる過ごし方だなと思います。

 


 

東海大学:2023年9月〜2024年1月(人文社会科学部3年生)-01

中国語センターの授業

 

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台湾の学生との料理

 

東海大学:2023年9月〜2024年1月(人文社会科学部3年生)-03

台湾の学生との食事会

 

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寮の部屋1

 

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寮の部屋2

 

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日語迴廊の活動1

 

東海大学:2023年9月〜2024年1月(人文社会科学部3年生)-07

日語迴廊の活動2

 

東海大学:2023年9月〜2024年1月(人文社会科学部3年生)-08

留学生の友達との旅行

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