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東海大学:2024年2月〜2024年6月(理工学部2年生)

東海大学
2024年2月〜2024年6月(理工学部2年生)
 

留学報告

所属 理工学部情報科学科
留学開始時学年 2年
留学先国名 台湾
留学先大学 東海大学
留学先所属 華語中心
留学期間 2024年2月〜2024年6月(1学期間)

 

 

出発前の準備

ビザの有無
ビザの種類 停留ビザ
その他必要な事前手続き ・渡航前に日本で健康診断を受診
・予防接種(麻疹風疹のワクチン接種)
必要経費
渡航費 約10万円
海外旅行保険 約4.2万円
その他

 

 

留学中の生活

履修した授業 華語中心の中国語コース 1日3時間 週5日
授業の様子・アドバイスなど 中国語コースは少人数授業のため、先生の目が行き届き取り残されることは無いです。華語中心以外の授業を複数履修すると手一杯になってしまう恐れがあります。
課外活動 コーヒークラブ 週1回集まってコーヒーを淹れる
生活費

住居費
(大学寮、アパート賃料など)(1ヶ月あたり)

約1万円
食費(1ヶ月あたり) 約4万円
教科書代 約3500円
通信費・交際費など(1ヶ月あたり) 約5000円
住居
住居の種類 学生寮(キャンパス内)
住居決定の方法 留学先大学による紹介
住居全般に関するアドバイス
留学先での交換留学生に対するサポート 些細な問題であっても交換留学生管轄部署の担当者が親身になって丁寧に対応、解決してくれる。
健康管理面のアドバイス 寮は4人部屋のため完全プライベートの空間が無くストレスを受けやすいです。

 

 

学習面/生活面でのコメント・アドバイス

学習面

華語中心の中国語コースについてまとめる。留学前にレベル分けのオンラインテストがある。1日3時間、週5日授業がある。東海大学の華語中心の授業は少人数授業である。私のクラスは講師1人に対し学生8人であった。レベルが上がるにつれて学生数が増えてしまい、少人数授業ではなくなってしまうクラスもあった。少人数のため発言回数が増えアウトプットの機会が多く実践的な学習ができた。8人中4人が日本人であったため、授業開始当初は日本語を話してしまうこともあった。徐々に休み時間も中国語で話すようになった。クラスメイトは韓国、インドネシア、イタリア出身で、台湾だけでなく各国の文化を知ることができた。
曜日によって講師が異なり、3人の講師から教わった。講師によって教え方が異なり毎日の授業に変化があってよかった。月曜日火曜日担当の講師は話す速度が比較的速く、あまり自分には合っていなかった。他の講師の授業に比べ、発言よりも説明を聞く時間の方が長かった。その分説明が丁寧で学生に配慮した言葉が多く親しみやすい講師であった。水曜日木曜日の授業は発言の機会が最も多かった。発言の機会が多い分授業中に質問しやすかった。講師自作のスライド資料を用いての授業だったためわかりやすかった。休み時間も学生と会話しており、和気あいあいとした授業であった。金曜日の講師も生徒の発言回数が比較的多い授業を行っていた。学期末の発表会準備に積極的な講師で、練習・本番共に楽しむことができた。
中国語コースでは日々の中国語授業だけでなく文化クラスがあった。アロマディフューザー作り、京劇観劇があった。アロマディフューザー作りではタピオカミルクティーに見立てたアロマディフューザーを作った。アロマディフューザーを作りながら台湾の有名なスナック菓子の試食をした。人気のお菓子を食べ比べることができ、買い物の参考になった。京劇観劇では実際の京劇を観ることはできなかったが、2名の講師が実際に衣装を着て所作や歌を披露していた。また白紙のお面に京劇で使われるお面の模様を施す体験をした。京劇への関心が高まり、機会を作って観劇に行きたいと思った。
学期末の発表会では華語中心の学生が一堂に会する発表会があった。クラスごとに詩を作成し、舞台上で発表を行った。学期で学んだことを披露することができてよかった。

 

生活面

寮生活についてまとめる。寮は大学構内にある。留学生以外にも東海大学の1年生全員と上級生が入寮している。寮内にコンビニエンスストアがあるため食事の調達は容易である。寮の門前まで出前を頼む学生も多く、私自身何度か利用したが非常に便利である。共用キッチンがあるが予約が必要なため利用しづらい。キッチンとは別に共用の大型冷蔵庫2台と冷凍庫がある。入寮している全学生で利用するため混みあっている。洗濯室が複数個所ある。洗濯機と乾燥機が複数台あり、1回約150円で利用できる。物干しスペースはチェーンが壁から壁にかかっており、各自ハンガーをつるす。シャワールーム・トイレは1フロアに複数個所ある。浴槽は無く、留学期間が経過するにつれてストレスに感じるようになった。シャワーは利用する時間帯によってはお湯が出ないことがある。トイレは和式と洋式の両方ある。問題なく使用できるが、日本のトイレと比較するとあまり清潔ではないため少しストレスに感じた。共用学習スペースがあるが、掃除が行き届いていないのか埃っぽいためあまり利用しなかった。部屋は4人部屋である。室内には2段ベッド2台、デスク4台、収納ロッカー4台、共用収納棚がある。目隠しになる仕切り等は無いためプライベート空間は無い。留学生活の中で寮の部屋にプライベート空間が無いことが最もストレスになった。ヘッドホンを使用し聴覚だけでもプライベート空間を作り出そうとしたがあまり効果は無かった。ルームメイト3人のうち2人は同時期に留学に来た日本人学生で、隣室も同時期に来た日本人学生だったため心細くなかった。寮では中国語を使わずに生活できてしまうため、その分中国語を使う機会は減ってしまった。
学校生活についてまとめる。コーヒークラブに参加し交友関係を広げた。体育系文化系を問わず様々なクラブがあり留学生も参加可能なクラブが多かった。週1回学内のカフェスペースに集まり、クラブの幹部学生からコーヒーの淹れ方を教わる。普段カフェスペースでは幹部学生がカフェを運営している。留学生は私の他にアメリカからの学生が1人いた。参加学生に日本語を学んでいる学生もおり、好意的に接してくれた。コーヒークラブで知り合い、その後休日にカフェに出かける友人もできた。

 

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