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東海大学:2024年2月〜2024年7月(人文社会科学部2年生)

東海大学
2024年2月〜2024年7月(人文社会科学部2年生)
 

留学報告

所属 人文社会科学部国際社会コース
留学開始時学年 2年
留学先国名 台湾
留学先大学 東海大学
留学先所属
留学期間 2024年2月〜2024年7月(1学期間)

 

 

出発前の準備

ビザの有無
ビザの種類 居留ビザ
その他必要な事前手続き ・渡航前に日本で健康診断を受診
・予防接種(麻疹風疹のワクチン接種)
必要経費
渡航費 約10万円
海外旅行保険 約4.2万円
その他

 

 

留学中の生活

履修した授業 東海大学付属中国語センターの中国語の授業
Taiwan history and cultural heritage、台日区域専題
授業の様子・アドバイスなど
課外活動
生活費

住居費
(大学寮、アパート賃料など)(1ヶ月あたり)

約1万円
食費(1ヶ月あたり) 約4.5万円
教科書代 約1.5万円
通信費・交際費など(1ヶ月あたり) 約1万円
住居
住居の種類 学生寮(キャンパス内)
住居決定の方法 留学先大学による紹介
住居全般に関するアドバイス 4人1部屋で、キッチンや冷蔵庫は女子寮全体で2つです。トイレやシャワーは15人くらいで共有していたと思います。
留学先での交換留学生に対するサポート 東海大学にはバディー制度がありました。これは、留学生と関わりを持ちたいと思っている現地の学生と留学生をマッチングさせる制度でした。留学生活で困ったことがあった時に連絡を取ったり、一緒にご飯を食べに出かけたりしました。
健康管理面のアドバイス よく運動して、よく食べましょう。全体的に料理に野菜が少ないので意識的に取りましょう。

 

 

学習面/生活面でのコメント・アドバイス

学習面

私は、中国語センター(CLC)で中国語の授業と、東海大学の正規授業を2つ受講していました。
まずはCLCの授業について説明します。CLCの中国語の授業は、週5日で1日3時間あります。(50分授業10分休憩を3回)午前9時から、午後2時からと2つ時間帯があり、私は午前の時間帯で授業を受けました。私たちのクラスは学生8人で、教科書に出てくる単語を使って文を作ったり、先生がパソコンを使って台湾の文化を紹介したりしました。先生が質問を1人ずつ当ててくれるので発言するチャンスがたくさんありました。自分たちの出身国の文化を紹介することも多かったです。教科書に使われている文法も習いますが、中国語を使った会話がメインの授業だったと思います。先生は簡単な中国語を使ってゆっくり説明してくれるので、最初は中国語が分からなくてもだんだん慣れてきて少しずつ言っていることがわかるようになってきます。
東海大学の正規授業は50分×2回の授業がほとんどです。私が履修した授業の1つ目は、Taiwan history and heritage という留学生が半分を占める授業でした。英語と中国語を使って授業が進められ、台湾南部の台南という都市に行って、寺院を巡り伝統的な漁の体験などを通して台南の歴史と文化を勉強しました。私は英語が苦手なので授業内容が分からず、先生が作った英語のスライドを写真で撮影して日本語に訳す必要がありました。内容理解がとても大変でしたが、授業が一緒だった友達に助けてもらいながら、無事に授業を終えることができました。期末試験は英語を使ったプレゼン発表でした。
2つ目の授業は、台日区域専題という授業で、日本人の先生が日本語で台湾と日本の政治や歴史を紹介してくれました。日本の教科書には載っていないことや、教えてもらわなかった出来事に触れ、その出来事について個人やグループで考えて自分たちで語るという授業でした。日本の政治や歴史が、台湾では違った見方で語られていました。1つの出来事でも、切り取った部分が違うと解釈が人それぞれ異なってくるということを学びました。期末発表は日本と台湾の関係についてスライドを作りグループで発表するというものでした。

 

生活面

留学中の生活について、治安や衛生、食事、寮での生活や留学生や現地の学生との交流について書きます。
台湾の治安はとても良いと思います。留学中スリなどの犯罪も聞いたことがありません。しかし、車やバイクの交通量が多いので道を渡るときは注意しなければいけません。また、穏やかそうにみえる野良犬などを見かけますが、何かあってからでは困るのでむやみに近づかないようにしましょう。衛生面では、トイレは特にきれいなところと、汚いところの差が激しいと思います。トイレットペーパーを置いていないトイレがあるので、ポケットティッシュは常に持っておく方が良いと思います。屋台などの小さなお店では、お店の外でご飯を作ることもあるので衛生面が気になる人もいるのかなと思います。
食事面では、種類がたくさんあって毎回何を食べるか迷ってしまいます。レストランだけではなく、夜市に行くとたくさんのお店があって食べ歩きができるので、とても楽しいです。また、台湾料理以外にも、日本食が食べられるお店も多いです。台湾では、お米と麺料理が多いです。日本食と台湾料理は似ていると思いました。しかし、中にはなじみのないスパイスや独特な香りがするものもあり、好みが分かれます。全体的に台湾の食べ物は、おいしいです。毎食ご飯を買うので、食費は日本にいるときよりもかかると思います。大学周辺には、飲み物のお店がたくさんあり、暑い気候なのでよく買ってしまいます。
寮での生活は、4人1部屋でトイレやシャワールームは同じ階の人と共同でした。部屋は2段ベッド2つと、勉強机とクローゼットが4つのシンプルな部屋でした。夜12時に消灯します。朝起きて準備するときに、寝ている子を起こさないように気を付ける必要がありました。家族以外の人と共同生活をしたことがなく、仕切りもない部屋なので一人で勉強したいときには図書館に行くことが多かったです。
留学生や現地の学生との交流はたくさんできました。留学生も現地の学生も東海大学の寮に住んでいることが多いので、寮内ですれ違うことが多々ありました。また、みんな毎食外食なので、一緒にご飯を食べに行こうと誘いやすいです。そして、大学の近くに数えきれないくらいたくさんのご飯屋さんがあります。また、交通面でもバスの便が多く、学生は市内のバス10キロまで無料で乗れるのでいろんな場所に行きやすいです。

 

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