高知大学医学部看護学科は1998年に開設されて以来、四半世紀を超えて臨床・地域・教育の場に多くの看護職を輩出してきました。看護学科では「教養と専門知識を基盤に、人々のこころに寄り添う感性と高い社会正義感を持って、看護実践能力を用いて、人々の健康と生活を支えることができる看護専門職」の養成、および「社会に生じてくるさまざまな問題を看護の視点でとらえ、多職種と協働しながら課題の解決に向かうよう自ら学びつづけ、よりよい医療・看護を実現できる革新力を備えた人材」の養成をポリシーとして掲げています。
教養科目においては、“人”や“学び”そのものを理解するためのカリキュラムが充実しており、のちに専門性を深める上での基盤を身につけていきます。そして、専門科目では、看護の理論・基礎から実践へとつながる教育を展開し、「実践の科学」であると言われる看護学を修得していきます。授業は、看護学科教員のみならず、医学科教員、さらには医学部附属病院で最先端医療に携わっている医師や専門性の高い看護師による講義も組み込まれた充実したカリキュラムとなっています。
医学部附属病院は同じキャンパス内にあり、低学年次から臨床現場に触れる機会を設け、学科と臨床が連携して、医療・看護の新しい知見に基づいた生きた教育を展開しています。そして何より、医学部附属病院の看護部には看護学科の卒業生が多く在職しており、後輩である看護学科生を温かく見守っています。
地域においても、中山間地域や在宅医療・看護の現場での実習があり、また家庭医療学講座による「家庭医道場」では、医学生とともに地域住民や患者さん、さらには地域医療を支える医療人とも交流し実践的な地域医療を学ぶことができます。
看護学科では、看護に必要とされる専門的知識のみならず、劇的に進化を遂げていく社会や医療・看護の世界において、それらの変化や課題に柔軟に対応し乗り越え、その先へと進んでいく力を備えた看護職の育成を目指しています。