科⽬には、総合的な課題解決能⼒を涵養するために、医⼯学の基礎科⽬をベースとして、コミュニケーション、イノベーション、さらに危機管理能⼒、病院経営、医療政策など幅広いテーマを設置しています。カリキュラムには、イノベーションのみならずシステム⼯学や病院インフラ・IT 構築、プロジェクトマネジメント、起業、ロジカルシンキング・デザインシンキングなども含めています。
「⼈と⼈の繋がり」をベースとして,医⼯学的な切り⼝でヘルスケアに関連したイノベーションを創出できる⼈材を育成します。⼀⽅,地域の中核としてこれらを担いつつ、⾼度医療も提供する⼤学病院では、ますます細分化された「縦割り」構造のため,本来持っている⼒を必ずしも⼗分発揮できていない現状があります。
それに対し、領域横断的な視点で「壁に阻まれ埋蔵状態のリソース」を発掘し活⽤する役割を持つInnovativeResource Manager (IRM)を育成。IRMは、インシデントなど医療安全の課題を解決し、縦割りによるムダを削って病院経営にプラスの効果をもたらし、埋蔵リソースから新たな価値を⾒いだすことに貢献します。