公開日 2025.08.06
愛媛大学の南予水産研究センターを視察させていただきました。
南予水産研究センターは地元自治体の愛南町と連携し、船越ステーション(旧西海町役場)、西浦ステーション(旧西浦小学校)および松山ステーション(松山市)を配置しています。
大学のサテライト研究施設として整備されており、地域の皆さんと交流しつつ運営を行っている施設です。
まず、船越ステーションの会議室で2時間ほど意見交換を行い、施設見学をしました。
会議室では後藤センター長から、センターの歴史や組織体制、「レジデント型研究拠点」、地域との交流等、とても貴重な情報をいただきました。センターの教職員や学生が愛南町で暮らし、どっぷり地元に入り込んでいるとのことでした。
船越ステーションの1階は役場施設として利用されており、2階、3階は会議室や実験機器がたくさん入っていました。
次に、西浦ステーションを視察をさせていただきました。
西浦ステーションも船越ステーションと同様に、多くの研究機器がそろっていました!
センターがある愛南町に研究を進めるための施設・機材はほぼ整っているようです。さらに、ゼミの学生が長期宿泊する寮や留学生や外部の研究者用の短期宿泊部屋も整備されています。
また、地域の皆さんに愛着を持っていただけるよう、交流スペースに何十年も前の小学生の写真等があったり、校庭だった場所に大きな養殖施設を建てたりしていました。
南予水産研究センターさんを参考に、しまのばベースの充実を図っていきたいと感じました。
ご対応いただいた皆様、ありがとうございました。