地域に向き合う、自分に向き合う。
塩崎 俊彦
シオザキ トシヒコ / 環境文化論
シオザキ トシヒコ / 環境文化論
- 専門は日本文学、特に17世紀から19世紀の日本の社会変動を文学の領域から捉えることに主眼を置いています。人々の営みの中から、どのように文学が立ち現われるのか?という観点からも、地域は重要なフィールドとなります。
- 「地域のために自分には何ができるのか?」を考えることは大切なことです。でもその「自分」は、いったいどこにいるのでしょうか?どこまでも「自分」を地域の外に置いて、そこからの景色を語っているだけでは、ものごとをよい方向に進めることは難しいでしょう。地域のモノ・ヒト・コトに向き合い、それをとおして自分の愚かさや無力を思い知り、それでもなお、そこから立ち上がろうとするエネルギーが地域協働の底力であると信じています。