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ロールモデル

Where there is a will, there is a way.
−叩き続ければ、必ず扉は開かれます−


高知大学 教育学部 学校教育教員養成課程(保健体育コース)、
         生涯教育課程(スポーツ科学コース) 講師

常行 泰子
TSUNEYUKI Yasuko


略歴
大学卒業後、民間企業を経てダンスインストラクターの道へ。仕事と学業を両立しながら大阪教育大学大学院を修了、2012年4月より高知大学講師。


なぜ研究者の道を選びましたか?

 理学博士であった祖父の影響もあり、高度な専門性で広く世の中に貢献する仕事の意義を身近に感じていました。運動指導は、現場の仕事だけでなく理論に裏付けされた科学的根拠が重要になります。社会人として大学院で研究をすすめていくうちに、「知る」「考える」「表現する」ことの楽しさと重要性を改めて実感したように思います。研究者を目指して大学院に入学したわけではなかったのですが、気がつけば研究者になっていました。


研究の魅力は何ですか?

 研究成果を学術領域や地域社会へ還元すること、あるいは逆に、地域社会で得られた知見を次の研究課題として提示する、など多くの魅力があります。様々なプロセスを経て学びを深めることは、試行錯誤しながらダンスのコリオグラフィー(振付)を創っていく楽しさに近いものがあります。また、学会や国際会議、海外での調査研究などを通じて世界中の人々に出会い、交流できることは、自分の人生を豊かなものにしてくれていると感じます。


現在の研究および生活

 「運動・スポーツ実施における行動変容」をテーマに、人々が主体的に運動を楽しむための要因について実証的に研究を行っています。運動指導者としての経験を生かし、科学的根拠のある運動・スポーツ活動を、研究と教育を通じて広く普及していきたいと思っています。インストラクターの仕事は天職だと感じていましたが、大学教員はそれ以上にエキサイティング。年齢を重ねるごとに、幸せを実感する瞬間が増えています。


今後研究者を目指す若い方へのメッセージをお願いします

 研究は、多くの方々の協力を得て生まれる宝石のようなものではないでしょうか。謙虚さと周りの方々へ感謝の気持ちを持って取り組めば、きっと素晴らしい研究成果を挙げることができると思います。どんな仕事に就こうと、楽ばかりでは先へ進みません。中長期的な視点で、研究キャリアを成功へ導く必要があるように思います。学術的貢献はもちろんのこと、国際社会・地域社会に広く貢献できる研究を一緒にすすめていきましょう。