高知大学教育学部附属特別支援学校

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学校概要

 
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作業学習

作業学習は、働くことの意義、喜び、自らの果たせる役割、共同作用に必要なコミュニケーション力等を理解・修得するために行われている実習形式の学びです。


中学部

ものづくり

作品作りの楽しさや達成感を通じて、働くことに対する興味を育てます。

しょうがの木箱作りを受注して毎週100個制作しています。その他に、様々な地域のバザーに出品する作品作りを行っています。基礎的な技能や取り組みの姿勢を身につけることを目的とし、作品作りの楽しさや充実感、達成感を味わえるよう意欲的に活動することを通して働くことに対する興味関心を育てていきます。


園芸

作物や道具を知り、触れることで「農作業」の基礎的な知識を養います。

高等部で行われる「農耕学習」に向けた農業の基本的な知識、技能、態度を習得します。安全や衛生に気をつけ、共同作業における円滑なコミュニケーション力を高めていきます。

<主な作業内容>

草引き、耕し、畝作り、種まき、水やり、追肥、収穫、水洗い、計量、パックや袋詰め、販売。雨天時には、ビニールハウス内で花卉栽培活動、土作り、作業道具の修理、手入れ等を行う。


高等部

木工

森林面積日本一という高知県の地域性を活かし、地元の方々の協力を得ながら、材料の入手から加工、販売まで一連の工程を学びます。

「ものづくり」作業学習で得た能力を更に進化させ、木材加工製品の制作に取り組みます。材料には、地元の協力から得られた材木や間伐材を使用。制作した製品は、地域のイベントやフリーマーケット、大学キャンバス内などで年間6〜7回程度販売活動を行っています。

<主な作業内容>

木材の入手、材の皮はぎ、製材、製品の組み立て、面取り、切り取り、販売

<製品例>


農耕

米づくりから野菜まで。農作業の知識・経験を深化させ、より高度な作業が行える力を養います。

中学部の「園芸」作業学習で培った基礎力を活かしながら、より高等な農耕に関する技術を身につけます。農耕の作業学習は、学校敷地内の農場と車で約15分程度離れたところにある神田農園にて行います。収穫した米は、調理実習や宿泊学習の食事、12月に行われるもちつきにも活用されています。

<主な作業内容>

草引き、耕し、水田づくり・畝作り、種まき、田植え、水やり、追肥、収穫、水洗い、計量、パックや袋詰め、販売。
雨天時には、ビニールハウス内で花卉栽培活動、土作り、作業道具の修理、手入れ等を行う。


hocco sweets

食べた人の「おいしい」笑顔を引き出すために。一人一人が心を込めてお菓子を作っています。

hocco sweetsは、高等部2・3年生が取り組んでいます。衛生面に気を付けながらドイツ菓子やぷりんを作っています。お客さんに喜んでいただけるようなお菓子作りを目指して、一人一人が心を込めて作業しています。 また学校に隣接しているドイツ菓子工房「hocco sweets」でお客様への接客も行います。

<主な作業内容>

ドイツ菓子等の製造、店舗での接客販売


軽作業

卒業後の福祉的就労を見据えた実習です。個々に応じたカリキュラムで自立的に作業を行える力を身につけます。

軽作業は福祉的就労を視野に置いた作業です。主に室内で座って行う作業を取り扱っています。手先のこまかい動きや力加減ができるようにカリキュラムを組み立てています。

<主な作業内容>

割り箸の袋詰め、ティッシュの袋詰め、水切り袋の袋詰め、弁当箱用の組み立て、軍手の検品、モップ・雑巾・ウエスづくり


印刷

学校外のほか、外部からの委託も受けています。

印刷作業は、高等部2・3年生が取り組んでいます。一筆箋やカレンダーなどの製作を行っています。学校内や大学、外部からの委託作業にも取り組んでいます。

在庫管理

一筆箋作り

PCを使っての作業

製本機の操作