高知大学から海外への留学
東海大学:2023年9月〜2024年6月(人文社会科学部4年生)
東海大学:2023年9月〜2024年6月(人文社会科学部4年生)
東海大学
2023年9月〜2024年6月(人文社会科学部4年生)
留学報告
所属 | 人文社会科学部国際社会コース |
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留学開始時学年 | 4年 |
留学先国名 | 台湾 |
留学先大学 | 東海大学 |
留学先所属 | ー |
留学期間 | 2023年9月〜2024年6月(1年間) |
出発前の準備
ビザの有無 | 有 |
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ビザの種類 | 居留ビザ |
その他必要な事前手続き | 渡航前に日本で健康診断を受診 |
必要経費 | |
渡航費 | 約6万円 |
海外旅行保険 | 約9万円 |
その他 |
留学中の生活
履修した授業 | 午前:中国語の授業を週15時間(毎日3時間)受講。 午後:現地の大学の授業を自分で選んで履修。 台湾の歴史や文化を学べるものを多く受講していた。 |
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授業の様子・アドバイスなど | 履修登録は大学のウェブサイトを利用して授業を選択し、履修を希望する授業の先生のサインをもらい、留学オフィスに書類を提出する。テストは日本の大学と同じような感じなので、いつも通りに行うといいと思う。 |
課外活動 | 登山サークル |
生活費 | |
住居費 |
約1万円(別途エアコン代を支払う必要があった) |
食費(1ヶ月あたり) | 約3万円 |
教科書代 | 約3万円 |
通信費・交際費など(1ヶ月あたり) | 約5千円 |
住居 | |
住居の種類 | 学生寮(キャンパス内) |
住居決定の方法 | 留学先大学による紹介 |
住居全般に関するアドバイス | 部屋は4人部屋、トイレ、シャワーは棟ごとに共有。必要最低限のものは入寮前にそろえた方がよい。エアコンはチャージ式となっており専用のカードの購入が必要。キッチンは多くなく、事前予約がいる。階ごとにグループラインがありお知らせが共有されているので早めに入ること。またラインのノートに寮のルールが共有されている。 |
留学先での交換留学生に対するサポート | 困ったことがあれば何でも相談していた。メールの返信も早く対応が良かった。 |
健康管理面のアドバイス | ー |
学習面/生活面でのコメント・アドバイス
学習面
東海大学では、午前に中国語センターの授業、午後に東海大学の授業を履修していました。
中国語センターの授業は、留学生やワーキングホリデーの外国人向けの授業です。授業を履修する前にテストを受けてレベル分けをします。レベル分けをした後1週間以内ならクラスのレベルを自分で変更することが可能です。また、授業は週15時間コース、週6時間コースがあり、午前中に履修するか午後に履修するかも選択できます。個人的には午前中に授業を履修することをお勧めします。理由は午後に履修する人が少ないため、レベルの合わないクラスに入れられる可能性があるからです。
クラスは15人以下の少人数クラスで、各国の学生がいました。しかしレベルによっては日本人が多くいるクラスもあります。授業については2~3人の先生が担当して教科書を読み進めいていくというスタイルです。先生によってやり方は少々異なりますが、日常で使える単語を教える、話すことを重点に置いている先生が多い印象です。間違えてもウェルカムといった感じで、雰囲気はとてもよかったです。課題も先生によってはありますが、多くはないです。また、授業以外に文化活動があって、台湾の文化を知ることが出来る機会が設けられていてとても有意義に感じました。次に東海大学の授業についてです。東海大学の授業は自身が興味のある科目の中から、午後に行われている授業を探し履修しました。東海大学の交換留学生はどこの学部にも所属していないので、幅広い科目の中から授業を選ぶことが出来ます。また、英語で開講されている授業もあるので英語の勉強をしたい人、中国語にまだ不安があるという人にはお勧めです。私が選択していた授業は、台湾の歴史や文化に関連したものが多く前期は英語で開講されているもののみ、後期に中国語で開講されている授業にも挑戦しました。
テキストについてはPDFやスライドを共有という場合が多かったですが、授業によっては買う必要があります。課題やテストについては、基本的には日本の大学と同じだと感じました。中間テスト、期末テストがあり、その期間に大きめの課題やテストが出されます。私の場合、プレゼンやレポートが多く、テストは少なかったです。先生については、留学生に慣れている方が多く分からないことも質問しやすかったです。
生活面
寮生活と食生活、病気について説明します。寮は大学内にあり、設備として、共有キッチン、冷蔵庫、コンビニ(第二校舎はないかも)、各棟に共有のシャワー室、トイレ、洗濯機があります。私は四人部屋で生活していました。部屋内には机、ベッド、クローゼット、棚が設置されています。寮は結構汚いです。しかし新しい寮が新設されたそうなので、運がよければ新しいところに住めるかもしれません。
注意点として、キッチンは2台しかなく予約制なので、自炊には向いていません。洗濯には1回20元~30元(約100~150円)、乾燥にもお金がかかります。部屋のエアコンも使用の際は事前にカードを購入しお金をチャージする必要があります。トイレは和式が多く、ペーパーは設置されていません。また、ペーパーは流せません。水道水は白く濁っています(飲めません)。代わりに各棟に給水機があります。消灯時間があります。通常は夜12時に消灯、テスト期間2週間前からは夜2時に消灯します。
入寮する際におすすめなことは、初日から必要そうなものは日本から持っていくことです。例えば、スリッパ、お風呂セット、トイレットペーパー(ティッシュ型がおすすめ)など。また、エアコンのカードもすぐに入手することをお勧めします。
次に食生活について、基本的に外食をしていて自炊はしませんでした。環境として、寮内にコンビニ、学内に食堂、学外に商店街があり、それらを利用して過ごしていました。値段は学内の食堂は100元(約500円)以内で食べるとこができ、学外でも100元以内で食べられるものが多くあります。コンビニは少し高めですが、割引などがあったりします。
次に病気に関する説明をします。私自身病院に行くような病気には罹っていませんが、日中の寒暖差にやられて風邪をひいたことがあります。11月頃の気温が日中は20℃以上にも関わらず、夜間に気温がぐっと下がる、かつ部屋内が寒い(暖房なし)ため何回か風邪をひきました。台湾は暖かい地域だと思わず、長袖、長ズボンは持っていくことをお勧めします。ちなみに昨年の12月は夜8℃を記録したこともあります。また、台湾の虫にも悩まされました。刺されるとかゆみが長引いて、跡が残ります。虫よけ対策はしっかりしたほうがいいです。対策としてムヒの軟膏タイプがおすすめです。個人的に液体タイプより効果があった気がします。虫よけスプレーは台湾の現地のものがおすすめです。最後に、日本の薬、日用品は台湾でも手に入りますが、日本より高い価格での販売となるため、必要な分は持参することをおすすめします。