2023年12月13日 特別セミナー「クリティカルシンキングによる論理的な伝え方」を開催しました

2023年12月13日

 2023年12月13日(水)に、高知大学グローバル教育支援センター主催の協定校間特別セミナーが行われました。講師には、韓国の協定校の釜山外国語大学校日本語融合学部の諏訪昭宏先生をお招きし、「クリティカルシンキングによる論理的な伝え方」というテーマで学生とコミュニケーションを取りながら講義が行われました。今回のセミナーは韓国から諏訪先生に接続していただきMicrosoft teams上で行いましたが、高知大学の留学生ならびに日本人学生のほか、海外の協定校である中国の北京聯合大学、安徽大学、常州大学や大連外国語大学、ハルビン師範大学からもアクセスいただき、合計70名ほどの参加となりました。

 

 セミナーは、相手を納得させる論理的な伝え方とはどのようなものなのかを考え、批判的な思考に基づいた論理的な伝え方を身につけるという目的で行われました。セミナーの中では、最初に論理的とは「ある主張について理由から結論に至る筋道が適切になるよう考える」ことであり、論理的思考を強めるために「批判的思考」が必要だということを学びました。そして、論理的に話す「3要素」である「主張が明確」「理由が明白」「論理シグナル(接続詞)使用」を押さえ、相手に分かりやすく説明し説得する方法を学び、多様な例を挙げながら実際の運用につながる論理的な伝え方を学ぶ機会になりました。

 

 参加した学生からは、「先生のセミナーは論理がしっかりしていて理解しやすく、インタラクティブで授業への参加感が増す」、「論理的について様々なことを学べ、人生に非常に重要なスキルであることが理解できた。大学だけではなく、職場でもこのスキルを持たなければならない」、「論理的な伝え方のテクニックや意見を伝える活動と反対意見を述べる重要性を示してくれた点が印象に残った。他者の視点や反対意見を理解することで、より多方面な議論や意思疎通が可能になることを学んだ」、「異なる国際的な視点から授業を受けられ、海外の方の意見もしっかり聞けることはクリティカルシンキングにも大変役立った」、「海外の学生と一緒に授業を受けるのは国際会議のような感じで、グローバル化による意識のぶつかり合いをより実感できる」等の感想が寄せられ、セミナーを通して充実した時間が共有できたことを非常に嬉しく思います。

 

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