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ご挨拶

前田 長正教授の写真
産科婦人科学講座
教授
永井 立平
(ながい りゅうへい)

高知大学医学部産科婦人科学教室のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

このたび、当教室の第五代教授を拝命いたしました永井立平です。四半世紀にわたり産科婦人科医として歩んできた高知の地で、次世代の医療と教育を担う役割をお預かりすることに、身の引き締まる思いと同時に大きな希望を感じています。

 

高知県は、全国に先駆けて少子高齢化や医療資源の地域偏在と向き合ってきた地域です。そのなかで産科婦人科医療は、周産期医療を中心に、大学病院、基幹病院、地域医療機関、行政が密接に連携することで、「世界水準の医療を地域で提供する」体制を築いてきました。こうした実臨床に根ざした連携力こそが、高知の産科婦人科医療の大きな強みです。

 

当教室は、この地域特性を最大限に生かし、教育・診療・研究が一体となった実践的な医学教育を行っています。

学生や若手医師には、妊娠・分娩・婦人科腫瘍・生殖医療といった幅広い分野を通じて、「目の前の患者さんを診る力」と「医療全体を俯瞰する視点」の両立を重視した教育を行っています。また、地域医療の現場に深く関わることで、医師としての責任感や協調性を自然に身につけられる環境があります。

 

研究面では、周産期医療を軸とした臨床研究や地域医療と結びついた課題解決型研究を推進しています。高知というフィールドだからこそ見えてくる課題を、医学的エビデンスとして国内外に発信し、次の医療につなげていくことが私たちの使命です。

 

社会や医療の在り方が大きく変化する時代において、私たちが育成したいのは、単に技術に優れた医師ではありません。多様な価値観を尊重し、患者さんや仲間と誠実に向き合い、変化に柔軟に対応できる人間的に優れた医学人・医療人です。高知大学産科婦人科学教室は、そのような人材が安心して学び、挑戦し、成長できる場であり続けたいと考えています。

 

産科婦人科医療に関心をお持ちの皆さま、医師を志す学生の皆さま、そして地域の皆さまにとって、当教室が「ともに未来を考える開かれた存在」となることを願い、教室運営に全力で取り組んでまいります。

 

今後とも、高知大学医学部産科婦人科学教室をどうぞよろしくお願い申し上げます。