リプロダクティブ・ヘルスから考える男女共同参画
~子宮頸がん撲滅の社会実現をテーマに~

2024.09.11

SDGsの目標5に「ジェンダーの平等」が掲げられていますが、その中にリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)も含まれています。日本では「性と生殖に関する健康と権利」と訳されますが、日本ではまだ様々な面で遅れている分野です。
9月11日(水)の本講義では、静岡県で子宮頚がんに関する活動をされている市川義一先生(静岡赤十字病院・産婦人科)をお招きし、SRHSについて学びました。トピックの一つは子宮頸がんでしたが、これはHPVウィルスの感染でおきますが、予防や検診などで防ぐことが可能な病気です。男性にも関係するウィルスです。若い世代にとって正しい情報やサービスについてより知ってもらう活動についてもご紹介いただきました。。
また授業の後半はグループに分かれて、自分やパートナー、家族の健康を守るために、どのようなメッセージが可能なのかというスライド作成を行いました。各グループからの発表やディスカッションも活発に行われました。アンケートでは、これまで子宮頸がんやワクチン、HPVウィルスについて知らなかったという声や、グループワークで自分の考えを表現できてよかったという声もありました。

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