女性に対する暴力をなくす運動(パープルリボン)週間
毎年11月12日~25日は、内閣府の定める「女性に対する暴力をなくす運動(パープルリボン)」週間であり、今年は高知大学全体での取組として展示ならびにイベントを開催しました。
今年初の試みとして、朝倉キャンパス図書館にて図書や資料の展示を行いました。クリスマスツリーと紫のリボンを用意し、パープルリボン運動に賛同する方にリボンを飾ってもらいました(のべ142名)。地域協働学部棟ではジェンダーについて学んでいる学生や、教職員が協力し、展示を行いました。

11月22日(金)には第3回buntn cafeとして、朝倉キャンパス図書館にて、学生や教職員、地域の方に向けて、リアライズYOKOHAMAの橋本明子氏を講師に招き、心と体のセルフディフェンス(著書『セルフディフェンス』)について学びました。男女がともに被害者にも加害者にもならないためのコミュニケーションについて学ぶ機会となりました。
buntan café No.3 女性研究者の子育てと 研究について.pdf


11月23日(土)には学内の施設にて、リアライズYOKOHAMAの橋本明子氏によるセルフディフェンスのWen-Doのワークショップを実施しました。Wen-Doとは、1972年にカナダのトロントで開発された、女性のためのセルフディフェンス(自己防衛)プログラムです。学生、教職員が、実際の体術とともに、人間関係のあり方も含めて、未然に暴力から身を護る方法も学習しました。大きな声を出すこと、相手を威嚇して逃げることなど、比較的容易にできる方法も多く、明るく楽しく学ぶことができました。参加者からは、過去に男性からのいやな経験があったのでのWen-Doを知ることができて良かった、楽しみながら役に立つ情報を学べた、定期的に開催してほしい、などの声がありました。
自分の心と体をまもるためのWen-Doワークショップ.pdf

