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2023.08
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2023.08.19高知大学医学部外科学講座(消化器外科学、乳腺・内分泌外科学、小児外科学) 医局説明会を開催しました!
これからも当科の魅力を伝えられるようなイベントを企画し、HP等でお知らせしますので、今後ともよろしくお願いします。幹 事: 前田 将宏
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2023.07谷岡信寿先生(現所属:幡多けんみん病院)、前田広道先生、宗景匡哉先生、上村直先生(現所属:高知赤十字病院)らの研究チームの論文が英文国際雑誌「Artificial Organs 」に掲載されました!論文名: What is the optimal range of glycemic control for non-diabetic patients undergoing gastroenterological surgery? A single-center randomized controlled trial using an artificial pancreas
(和訳) 糖尿病を有しない患者における消化器外科周術期の至適血糖コントロール値に関する研究 ー人工膵臓を用いた単一施設ランダム化比較試験ー
研究チームは、消化器外科手術を受ける患者における周術期血糖管理の最適な目標範囲を決定するためRandomized Control Trialを実施しました。消化器外科手術を受ける患者128名を、厳格な血糖コントロール群(80~110 mg/dL)と中等度の血糖コントロール群(110~140 mg/dL)の2群に分け、周術期のデータを解析しました。血糖管理には、Closed-loop typeの人工膵臓(AP)を用いることで、血糖コントロール時の低血糖及び血糖変動の影響を軽減しました。2群を比較し、IL-6などの炎症性バイオマーカー、合併症率、手術死亡率及び入院期間について有意差を認めませんでした。このことから、消化器外科手術を受ける患者にAPを使用する場合、厳格な血糖コントロール群と中等度の血糖コントロール群の両方が許容可能な血糖コントロール範囲であると結論付けられ、今後の周術期血糖管理への重要なデータが提示されました。
外科学講座では長年人工膵臓を用いた研究に取り組んでいます。その取組が評価され、表紙(Cover Image)に外科学講座の教授であった花﨑和弘病院長が人工膵臓療法を併用した肝胆膵外科手術(2012年当時)で執刀している様子をデフォルメされたものが採用されました。
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本研究は消化器外科手術における人工膵臓を用いた血糖管理の至適域を決定するため、花崎和弘前教授(現病院長)主導のもと行われたランダム化比較試験です。
今後の周術期血糖管理において大きなインパクトのある研究に携わることができ光栄です。ここまで熱心にご指導いただいた先生方に深く御礼申し上げます。谷岡 信寿
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2023.07.31令和5年度高知大学医学部外科学講座(消化器外科学、乳腺・内分泌外科学、小児外科学)医局説明会を開催します!
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2023.07.28第1回ラパコレを考える会を開催しました!7月 28日、第 1回ラパコレを考える会 in高知を開催しました。
講師として四谷メディカルキューブの梅澤昭子先生にお越し頂きました。
前半のビデオクリニックでは当科の川西医師がビデオを提示し、後半は梅澤先生にご講演をいただきました。
今後は年2回程度の開催を予定しています。より多くの施設からの参加をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。川西 泰広
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2023.07.22高知大学外科学講座主催で合同ラボを開催しました!
冠動脈のバイパスや胸腔の剥離操作、腸管吻合や腹腔鏡での結紮などを、外科に興味をお持ちの研修医や学生に体験いただき大盛況でした。今後も定期的に開催していく予定です。一緒に外科を担う仲間をお待ちしています! -
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2023.06.03第1回Kochi-ke Surgery総会・懇親会を対面で執り行いました!
COVID‐19の影響で昨年はリモート集会でしたが、今年は高知大学医学部外科学講座(消化器外科・乳腺内分泌外科・小児外科・心臓血管外科・呼吸器外科)の医師や関係者が一堂に会し、外科医療の発展や人材育成に関して県規模の大きなユニットで協働していくことを確認しました。
今後も医局員一同、Kochi-ke Surgeryの理念に則り、高知の外科医療に貢献していきたいと考えております。 -
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2023.06.01宗景匡哉先生が肝胆膵外科高度技能専門医を取得されました!宗景先生は次々と資格を取得されています。医局員一同先生を見習って、技術力向上を目指したいと思います。おめでとうございます!この度、日本肝胆膵外科学会より高度技能専門医として認定いただきました。肝胆膵外科手術は特に難易度が高いといわれています。この難易度の高い手術を安全かつ確実に行う外科医養成のために資格制度が創設されました。資格取得には認定施設での臨床経験と書類審査に加えて、実際の手術手技のビデオでの審査も行われます。資格取得は肝胆膵外科医の一つの到達点とされています。ご指導いただきました先生方とチームの皆様に感謝申し上げます。
引き続き肝胆膵外科領域の診療レベル向上に努めるとともに患者さんに良質な医療が提供できるように努めていきます。今後ともよろしくお願いします。宗景 匡哉
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2023.06.01宗景先生が日本消化器外科学会指導医を取得されました!宗景先生の豊富な経験と指導能力が認められた証です。医局員一同心からお祝い申し上げます!この度、日本消化器外科学会より消化器外科指導医として認定いただきました。ご指導いただきました先生方、診療チームの先生方に感謝申し上げます。引き続き診療チームのレベルアップできるように研鑽と指導を継続してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
宗景 匡哉
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2023.05.30
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2023.05.30ロボット支援肝切除術をはじめました!2022年4月から手術支援ロボット ダヴィンチを用いたロボット支援肝切除術をはじめました。プロクターとして小倉記念病院外科の藤川先生にお越しいただきました。
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2023.05.21渭南病院創立100周年記念祝賀会が開催されました!溝渕敏水理事長
2023年5月21日、土佐清水で渭南病院創立100周年を記念して祝賀会が開催され、150名の参加者が集まり大盛会でした。
渭南病院は民間病院として土佐清水市で大正12年2月より100年に亘り地域医療に貢献されてきました。私ども高知大学医学部附属病院は昭和61年、1986年7月より関連病院としてサポートさせて頂いています。これからも一体となって地域医療に貢献していきたいと考えています。 -
2023.05.14医局BBQを開催しました!医局BBQを開催しました。前日までの雨とは打って変わって良い天気に恵まれ絶好のBBQ日和でした。
学生さん、研修医も参加してくれてありがとうございます。 -
2023.05.01北川先生が日本内視鏡外科学会認定 ロボット支援手術プロクター(食道)を取得されました!食道のロボット支援手術プロクターに認定されたのは、北川先生が四国で初となります!!これから北川先生指導の下で、多くの優秀な術者が育っていくことを医局員一同楽しみにしています。この度食道がんのロボット手術プロクター資格を取得しました。ご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。多くの食道がん患者さんにロボット手術の恩恵が届けられるように、研鑽と指導を続けます。
北川 博之
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2023.04.03新年度の医局集合写真を撮りました。心機一転、新しいスタッフを交えて医局員一同今年も全力で頑張ります。
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2023.04.01高知大学医学部附属病院が日本胃癌学会認定施設Aに認定されました!当院が適切な胃癌診療を提供できる施設であると、日本胃癌学会より認定されました。今後も高知県の胃癌診療に貢献して行きます。
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2023.04.01【新入局員紹介】荒木滉平先生と新納健人先生が入局されました!
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荒木 滉平先生Kouhei ARAKI入局員挨拶2023年度より入局いたしました荒木滉平と申します。
学生時代より興味をもっていた消化器外科を専攻できることを嬉しく思っております。
今後も高知県の医療に貢献できるよう精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。 -
新納 健人先生Kento SHINNOU入局員挨拶2023年より入局いたしました新納健人と申します。
研修医が修了し、これから今までより責任を持つこととなります。
1人で悩まず報連相を心掛け、より良い医療を届けられるよう日々精進していきます。
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2023.03.26お花見会(食事会)を行いました!久しぶりに大勢で集まりご飯を頂きました。生憎の空模様のため、外で花見をしながらの食事は叶いませんでしたが、医局メンバー、研修医、学生、子供達を交えて楽しく交流できました。各々桜を堪能しながら帰宅しました。
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2023.03.23横田啓一郎先生が博士(医学)の学位を授与されました!同期内学位取得一番のりです。おめでとうございます!これからも色々な研究を重ねて医学の発展に貢献されることを期待しています。この度、高知大学大学院にて学位を取得することができました。ご指導いただいた先生方に心より感謝申し上げます。
引き続き、精進して参ります。
横田 啓一郎
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2023.02.12花﨑和弘病院長がJSPEN(日本臨床栄養代謝学会)の名誉会員に選出されました。おめでとうございます!このたびJSPEN(日本臨床栄養代謝学会、旧名:日本静脈経腸栄養学会)の名誉会員に選出され、2023年2月12日東京で授与式がありました。JSPENは小越章平高知医科大学名誉教授(旧外科2)が初代理事長をお務めになられた歴史と伝統を有し、現在23000名以上の会員を有する大きな学会です。名誉会員の称号をいただけたことを大変光栄に存じます。比企直樹理事長をはじめとするJSPEN会員および事務局の皆様に心から御礼申し上げます。JSPENの会員活動は東口高志先生(前理事長)に代議員にご推挙いただいたことから始まりました。その後、比企直樹先生(現理事長)から監事を仰せつかり、現在に至っております。このたびの名誉会員選出は私だけでなく、これまで私の研究活動をサポートしてくださった貴外科学講座のスタッフをはじめとする沢山の研究仲間全員を対象にいただいた栄誉と感謝しています。これまで多大なご支援を賜り、本当にありがとうございました。
栄養学における私の研究歴について簡単に述べます。最初は35年ほど前の信州大学時代の栄養代謝学に関する学位研究に遡ります。成犬の肝虚血再灌流モデルを使用して肝臓のアミノ酸代謝(Surgery)および糖代謝(JSurg Res)をはじめとする肝代謝機能の虚血再灌流障害のメカニズムの解明と治療法の開発について研究しました。当時信州大学外科教授だった幕内雅敏先生が東京大学に移られた直後に肝移植や肝切除にProstaglandin E1を導入し、臨床応用されたのは私の学位研究が発端となっています。学位研究に没頭し、論文投稿や学会発表を短期間でやり過ぎたため、我が家の貯金がゼロになってしまった失敗談もあります(笑)。その後、米国留学時代に膵臓の全摘出犬を用いた周術期の人工膵臓療法の開発研究に着手し、2006年より開始した高知大学での基礎および臨床研究を経て2016年「人工膵臓療法」として保険収載されました。加えて分岐鎖アミノ酸製剤(BCAA)を用いた肝切除周術期研究やBCAAを用いた膵癌に対する栄養治療学の基礎および臨床研究も行いました。これらの研究成果を50編以上の英語論文として世界に発信できたことは望外の喜びです。
末筆になりましたが、2023年1月1日付で瀬尾 智教授を新たにお迎えして益々活気づいています貴外科学講座の更なるご発展とスタッフの皆様のご活躍およびご健勝を心からお祈り申し上げます。
詳細はこちら
2023年2月13日 高知大学医学部附属病院 病院長 花﨑 和弘
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2023.02.03高知 肝胆膵疾患治療フォーラムが行われました京都大学大学院医学研究科 肝胆膵・移植外科学教授 波多野悦朗先生に「肝胆膵がんにおける最新の集学的治療」に関してご講演を賜りました。開催に御尽力頂いた皆様に御礼申し上げます。
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2023.01.20柳川信子先生、前田将宏先生、中村衣世先生、小松優香先生が外科専門医を取得されました!沢山の若手医師が新たに外科専門医としてご活躍されること、大変嬉しく思います。この度、外科専門医を取得することができました。ご指導いただきました各科の先生方、幡多けんみん病院の先生方に感謝申し上げます。今後も日々の診療を頑張って参ります。
今年度、外科専門医を取得することができました。これまで指導いただいた先生方に感謝申し上げます。また今後もより一層精進して参ります。
この度、外科専門医を取得することができました。これまでご指導してくださった先生方、コメディカルスタッフの方々、私に関わってくださった患者様たち、皆様に感謝しています。専門医を取得したからと言って、まだまだ未熟者であることに変わりありません。初心を忘れず今後も精進していきたいと思います。
外科の先生方をはじめ関連病院の先生方のご指導をいただき外科専門医を取得することができました。乳児を育てながらの試験勉強を支えてくれた家族にも感謝しております。今後も育児と診療との両立を模索しながら、1人でも多くの患者さんに寄り添えるよう努力して参ります。 -
2023.01.04瀬尾智先生が外科学講座教授に就任されました!教授挨拶を更新しました。瀬尾教授にご指導頂きながら、今後も医局員一同外科学講座の発展に尽力していきたいと思います。
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2023.01.01宗景匡哉先生が日本外科感染症学会の外科周術期感染症管理認定医を取得しました!次々と資格を取得されていく姿は若手外科医の目標です。おめでとうございます!この度、外科感染症学会より外科周術期感染症管理認定医として認定いただきました。これまで教室で取り組んできた人工膵臓を用いた周術期血糖管理法を中心にした周術期感染管理が適切に行われていることが施設としても認められたものと感じております。
ご指導いただきました先生方、ともに診療にあたってくださっている先生方に感謝申し上げます。引き続き周術期管理を含めた外科診療レベル向上に努めていきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
宗景 匡哉
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2023.01.01宗景匡哉先生が日本救急医学会の腹部救急認定医に認定されました!今後も腹部救急患者さんへの適切な対応を宗景先生から学ばせて頂きたいと思います。おめでとうございます!この度、日本腹部救急医学会より腹部救急認定医として認定いただきました。ご指導いただきました先生方、ともに診療にあたってくださっている先生方に感謝申し上げます。引き続き腹部救急診療を含めて診療レベル向上に努めていきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
宗景 匡哉
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2023.01.01山口祥先生が日本消化器外科学会専門医認定資格を取得しました!多くの職務をこなしながら難しい試験を難なく突破された姿がかっこいいです。山口先生おめでとうございます!この度消化器外科専門医試験を受験し、無事専門医資格を取得することができました。これもひとえにご指導いただいた先生方のおかげです。専門医資格は得ましたが、まだまだ学ぶことは沢山あることを日々実感します。これからも日常診療を通じて様々なことを経験し、患者さんに還元できるよう精進を続けてまいります。
山口 祥
常に患者さんのニーズに応えるため、科学的根拠に基づいた最新の医療技術と治療を提供し続けていきたいと考えております。
私達の外科学教室は、消化器外科・乳腺内分泌外科・小児外科を担当しています。教室の特徴として、癌治療に精通した医師が揃っているため、患者さんのQOLおよび予後向上を目的とした肝臓・胆道・膵臓の癌に対する拡大根治手術、食道・胃・大腸の癌に対する腹腔鏡手術、乳癌に対する病態に応じた外科手術を含めた治療法の選択およびそれぞれの癌に対する適切な補助化学療法(抗癌剤治療)の提供が挙げられます。
また小児外科は学会専門医が小児科学教室と連携しながら、質の高い診療に当たっております。常に患者さんのニーズに応えるため、科学的根拠に基づいた最新の医療技術と治療を提供し続けていきたいと考えております。
また小児外科は学会専門医が小児科学教室と連携しながら、質の高い診療に当たっております。常に患者さんのニーズに応えるため、科学的根拠に基づいた最新の医療技術と治療を提供し続けていきたいと考えております。