高知大学 医学部 看護学科

学科長メッセージ
山脇 京子

 高知大学医学部看護学科は、1998年に、国立高知医科大学医学部の看護学科として発足し、2004年に高知大学と統合し、22年の歴史を重ねてきました。その間、大学院の看護学専攻では、2011年に国立大学で初めて助産師の育成課程を開設させ、地域社会が必要としている高度な実践力を持つ助産師育成を行っています。

 昨今、地域医療構想の実現や地域包括ケアシステム構築の推進により、医療は「病院完結型」から「地域完結型」へ、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、新たな生活様式へと変化しています。

 看護はいかなる状況下にあっても、人々の尊厳を保持し、健康で幸福でありたいと願う人々にどう応えるかを追求します。

 本学科では、「豊かな人間性と高い倫理観に裏付けられた感性を育て、看護をグローバルな視点からとらえ、人々の健康生活のために援助し、看護学の発展に貢献しうる創造力を有する専門職の育成」を理念に掲げています。

 学びの特色としては、体系化された教養科目が充実しており、看護学を学ぶ上で身につけておかなければならない素地としての、将来揺るがない自分という人間を造り、広い視野で人間と人間を取り巻く環境を理解するためのカリキュラムが充実しています。専門科目では、医学科医師による人間の生物学見地に立った最先端医療の教授により、幅広く高い専門性的知識の修得を可能にし、根拠に裏付けられた安全で信頼できる医学と融合した看護を提供することが出来ます。臨床実習は構内にある附属病院を主幹とし、実習場所の保証、教員と臨床の連携による指導体制は、複雑な健康問題に対応できる力となり、学生の高い満足感と学習意欲を駆り立て、臨床の学びが深化します。一方、施設外実習も広域にわたり展開しており、中山間部から在宅とあらゆる場所での実習の蓄積は、地域包括ケアを担う人材と成り得ます。

 医学部附属病院は、1981年に日本で初めて、世界的にも先駆的にITを導入した経緯から、看護学教育にも早期から情報通信技術(ICT)を取り入れ、遠隔医療や情報社会に対応できる看護師を育成しています。学生の主体的な学びを促進する効果的な教育方法を駆使し、コミュニケーション力、多職種と協働する力、問題解決能力等の基礎的な力を養い、社会の変化に柔軟に対応できる革新力を有した、生涯研鑽し続ける人材の育成を目指しています。本看護学科は、人とかかわる事が好きで、看護に関心のある皆様を心から歓迎します。



医学部看護学科 山脇京子 令和2年4月1日記

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