基礎看護学講座

基礎看護学領域

注射の演習風景
看護情報論の授業風景

 基礎看護学領域は、看護の実践の基礎となる過程に関わる領域です。
 授業の内容は、1年次では、看護の全体を把握する概論や、人々の生活を整える生活援助技術論の演習などを通して、人々の健康生活を整えるために看護とは何か、その目的を学び、看護の対象となる人々について理解を深めます。2年次では、健康状態のアセスメントや、健康に関する問題解決の方法、医療安全論などを通して根拠となる理論をふまえた看護の実践ができるように、基礎となる看護の方法論を学びます。
 基礎看護学実習は、1年次に患者さんとのコミュニケーションより患者さんの健康状態や生活について理解を深めます。2年次では、患者さんの健康問題を解決するために情報収集、計画立案、援助の実施を行います。このように、早期から看護実践を学べるカリキュラムを取り入れています。
 看護情報学(nursing informatics)はこの約30年の間に確立した新たな専門分野です。
 世界中のどんな看護もその恩恵を受けています。そして情報とテクノロジーの活用が患者ケアの質の向上に貢献できる一つの要素となっています。看護情報学では日常に取り扱う情報のとらえ方、看護実践における情報収集・処理、倫理的な取り扱い方から電子カルテにおける情報マネジメントへの活用、管理システムの構築・手技においての理論、知識・技術を基礎看護学分野の一部として位置づけ教授します。

教員紹介

氏名 職名
多田邦子
(TADA Kuniko)
教授
笹岡晴香
(SASAOKA Haruka)
准教授
中野葉子
(NAKANO Yoko)
准教授
藤井千江美
(FUJII Chiemi)
助教
栗原幸男
(KURIHARA Yukio)
特任教授