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地域の人が望んでいることを実現させていきたい ~地域協働企画立案実習・ゆとりすとパークおおとよチーム~

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 地域協働学部の2年次必修授業「地域協働企画立案実習」(以下、実習)の各実習地の学生に聞くシリーズ第2弾は、大豊町・ゆとりすとパークおおとよ(以下、「ゆとりすと」)で実習を行っている上山亜里佳さん、大道健太くん、乘松千菜美さん、吉田悠華さんの4名に授業でどんなことに取り組んでいるのかなどを伺いました。

 

【期待と責任】

  1学期間の実習を終えて感じたことは、1年生の時とは、実習の責任感が違うということです。1年生の時は、先生が組んでくれた実習をこなして、振り返って、レポートを書いてと受け身で学んでいた気がします。2年生になってからは、実習の度に自分たちで何が必要なのか考え、準備しているので、一人一人の責任が大きくなっています。

  「ゆとりすと」の皆さんと本格的に協働するようになったのは2年生になってからですが、関係が密になるほど、期待も感じるし、それに応えたいとの思いも増します。だから頑張るしかない。

  メンバーの人数が6人しかいないので、手を抜くと先方にもすぐに伝わる。だから、真剣に叱られたこともあります。ジビエの商品開発に関する情報交換の場で、事前に企画を考えて真剣に意見を出し合う予定だったのに、単純な意見交換に終わってしまい、沈黙の時間が続いてしまいました。「ゆとりすと」の方に「先生に頼りすぎ。自分たちで一からやったらどうか」との提案を受けました。

 その時は恥ずかしかったし、悔しかったですね。このままではいけないと考え、7月の実習からは、自分たちで司会もし、進行するようにしました。コメントをもらってから、次の実習まではとにかく必死でした。同時進行で様々なことをこなすということもその時に学びました。とにかく、自ら作って、自分たちでやらないと進まないと思って取り組んでいます。

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【さまざまな企画に同時に取り組む】

  実習では、個人の企画と「ゆとりすと」が11月に行うジビエフェスタの企画、ブルーベリーワインの商品開発に取り組んでいます。

 ジビエフェスタは、出店や広報、学生団体に声掛けなどを考えています。忙しいけれど充実しています。メンバーの中には夏休みに「ゆとりすと」にアルバイトに行く人もいます。そのほかのメンバーも帰省の際に、「ゆとりすと」と同様の観光施設に視察に行くようにしたりと実習のことを常に考えている感じです。

 個人の企画では、イベントのプランニングと施設運営の改善案を考えました。施設内のレストラン改善案や売店をこどもが使いやすい空間へ変更したり、どのようにすれば、ターゲットとするファミリー層が入りやすい空間を作れるのかに頭を悩ませています。

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【これからの目標】

 とにかく、今やっていることは成功させたいですね。言われたことをこなすのではなく、メンバーで集まって自分たちで出来ることを常に考えています。学部以外の授業を受けていても実習と関連付けて考えてしまいます。

 企画立案をどれだけつめていけるか、良いものにしていけるか、努力次第でどこまでもできる可能性のある実習地で期待も感じます。そのチャンスを生かしたい。地域の人が望んでいることを実現させていきたいです。実習地には恵まれて何でもできる。だからこそ、現実を見つめて、責任を持って期待に応えていきたいです。

 

~ 実習の風景 ~

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