５月10日３年生実習黒潮町クラス、ホエールウォッチング・データバンク班では、先日に引き続いて５月10日にホエールウォッチングのボランティアガイドを行いました。今回の乗船客は修学旅行生（神奈川県の生徒）。３隻の船に分乗して出航しましたので、ガイドも各船に１名ずつ乗船し、出航しました。天候も良く、波も非常に少なくウォッチング日和でした。今回は、出航後非常に早い段階でマイルカの群れ（100頭以上の群れと推測）に遭遇し、３隻ともがしっかりとその群れを見ることができました。マイルカは、船に併走するように泳ぐ時間が長く、その分、しっかりと観察でき、写真や動画の撮影もしやすいため、満足度を高めてくれる存在です。今回の群れは、赤ちゃんイルカも目立つ群れで、楽しい要素が満載のウォッチングだろうと想像できます。ガイドとして添乗した学生達は、これまでの経験を活かして、気分が悪くなった生徒への援助やさりげないサポートで、求められる役割は果たせたようです。帰港後は、付き添いの先生方２名と、各船の生徒の代表者からアンケートを記入してもらいました。一般のお客様の場合、１航程４時間を標準としている所、修学旅行の場合は、１航程３時間としているため、スケジュールの遅延等も心配されましたが、生徒さん達が非常にまじめで注意を良く守ってくれたこと、イルカとの遭遇が早かったことなどから、全体のスケジュールが非常にスムースに進み、予定の３時間の中で、十分に楽しんでもらえたのではないかと思います。