高知県立文学館では4月29日(金祝)から6月19日(日)までの日程で企画展「桐野伴秋の世界と文学の旅~土佐・日本そして世界へ~」を開催中です。
この企画展は、高知県出身で風景写真作家としてご活躍中の桐野伴秋さんの作品が「醸し出す独特の美の幻風景の世界と文学作品の融合による『文学の旅』」(企画展案内チラシの一説より引用)を楽しむことをテーマとするもので、いわば写真と文学のコラボレーションに挑戦する意欲的な企画です。
今回の実習では、文化の領域における「企画立案」の要諦を学ぶ一環として、関連企画「スペシャル記念コンサート」の参与観察をさせて頂きました。
コンサート自体は大変な盛況で予定した定員100名を大きく上回る方が来場し、演奏者と聴衆が一体となって音楽と写真作品(プロジェクター投影)のコラボレーションを楽しみました。
学生たちは、今回企画の段取りを教えて頂いた上で、スタッフの一員として来場者の入退場整理や後片付けをお手伝いするとともに『聴衆の視点』及び『運営者の視点』でこのコンサートの観察を行いました。『地域協働企画立案実習」において課題探求から企画立案へと向かう学びを進めている今、まさに最適の教材を提供していただきました。有難うございました。