Curriculum

カリキュラム例
数学物理学科
●数学コース
微分積分学や線形代数学を基盤として、解析学 、幾何学、代数学、確率論・統計学を中心に学びます。
●物理科学コース
力学分野、電磁気学分野、熱統計学分野、量子物理学分野、応用物理学分野、実験科目
 
情報科学科
計算機システム学、オペレーティングシステム論、プログラミング演習、情報ネットワーク論、人工知能工学、情報理論、シミュレーション工学、アルゴリズムとデータ構造、数値解析、画像処理論、デジタル回路実験、データベースシステム、離散数学、ヒューマンコンピュータインタラクション、情報社会と情報倫理、計算論、機械学習、信号処理
 
生物科学科
植物分類学、動物分類学、生態学、古生物学、比較生化学、動物生理学、細胞生物学、植物形態学、脊椎動物学、系統進化学、保全生物学、古生態学、理論生物学、生物圏進化学、地球表層動態学、タンパク質科学、代謝生理学、分子生理学、植物生理学、細胞構造構築学、生物多様性学、化学分類学、海洋環境学、動物生態学、水界生態学、海洋植物学
 
化学生命理工学科
分析化学、物理化学、有機化学、無機化学、量子化学、錯体化学、天然物化学、分子生物学、細胞機能学、有機・高分子化学実験、無機・物理化学実験、遺伝子工学実験、生命分子工学実験、高分子化学、光機能創成化学、反応工学、無機材料化学、有機材料化学、ケミカルバイオロジー、発生工学、遺伝子工学、細胞工学、進化生物工学
 
地球環境防災学科
●必修
地球環境防災実習、地震学 ほか
●選択必修
連続体力学、気象学、地球ダイナミクス、構造力学、地盤工学、水理学、構造地質学、地震地質学、岩石学 ほか
●選択
物理探査法、大気環境工学、耐震工学、防災計画学、テクトニクス、地球掘削科学、海洋地質実習 ほか

Pick Up 研究者

南国土佐で魚類の未知の多様性を探究する
生物科学科海洋生物学研究室 中山 直英 講師

魚類は、ヒトを含む脊椎動物の中で最も多様性に富んだグループです。これまでに世界中で3万7千種以上が知られており、彼らの形や生き様は千差万別です。しかし、地球上にはまだ見ぬ魚たちがたくさんいます。現在でも、年間300〜400種程度が新たに発見・命名されており、この中には高知県で見つかったものも数多く含まれます。海洋生物学研究室では、「分類学」を基軸に魚類の多様性を幅広く探究しています。充実した標本や文献のコレクションを活用するとともに、国内外の大学や博物館とも連携しながら教育研究を行っています。また、高知県を中心としたフィールドワークにも力を入れています。太平洋に面した南国土佐は、魚類の多様性を探究するには絶好の地です。ぜひ仲間に加わってみませんか。

01:東シナ海の調査で得られ、国内外の博物館で類似する種の標本を検討した結果、新種と判明したヤミヒゲ
02:魚類の解剖実習(生物科学実験)の様子
03:研究室には魚類関連の貴重な図鑑や書籍が所蔵されており、学生の研究活動にも活かされている
04:調査船に乗船し、東北太平洋岸沖で採集した深海魚

Find your own dream in KOCHI

学生の活躍

01:台湾で行われた市場調査の様子。
02:2024年には、高知県から得られた日本初記録のソコホウボウ属魚類に関する学会発表も行った。

生物多様性に富んだ海と豊富な標本。高知県は、研究を深める最高の環境
A.Sさん 3年(埼玉県出身)

高知大学は、日本トップレベルの魚類研究室があり、98年にわたって集められた25万点もの標本や膨大な資料を有する大学です。室戸から足摺岬まで長い海岸線が続き、海には日本近海に生息する魚の半分にあたる2,000種以上がいるといわれ、日本でも有数の生物多様性を持つ高知の海は、世界的にも重要な場所です。気候変動により海の状況も刻々と変化する中、どんな魚が高知から北上し、どんな魚が南から上がってきているか、分布域の広がりなどを調査し、研究しています。過去に戻って魚を獲ることはできないので、あらゆる時代の標本や資料を残すことはとても重要です。

私は、幼少期から魚類にとても興味を持っていて、高校生からは室戸の地で、助成金を受け本格的な魚類研究に取り組み始めました。2019年に高知で開かれた日本魚類学会に参加した際に、初めて高知大学を訪れました。その際に海洋生物学研究室の遠藤先生に出会い、2023年に入学直後から研究室で研究を行っています。海に通っては魚を集め、トンキンソコホウボウやヤジリワニギスなど、日本で初めて発見された魚類を発見し、論文発表できたのも、豊かなフィールドと豊富な標本にすぐにアクセスできる環境があるから。例えば、室戸では定置網の船に乗船し、外洋の魚を、砂浜が多い高知市や香南市では砂地を好む魚が採集できます。そして、県西南部の沿岸には造礁サンゴ群落が発達し、南方性の魚類が発見されています。身近に研究題材があふれるこの環境こそが、高知の魅力です。

卒業論文テーマ例
●数学物理学科 数学コース
複素関数における対数関数/ある感染症数理モデルの安定性について/正の偶数に対するリーマンゼータ値/等面菱形多面体を用いた球形曲線折り紙/ジョーンズ多項式と交代絡み目の交点数/合同式の基礎と中国式剰余定理について/リー群とリー代数の表現の定理/ピタゴラス数は無限に存在することについて/仕入れ最適解の意思決定/マルコフ連鎖の性質について
 
●数学物理学科 物理科学コース
熱い原子核の巨大共鳴から探る核物質の液相気相転移/トンネル効果が描く重水素の未来像/ダイクォーク・ダイクォークのストリング模型によるテトラクォークの質量/カイラル凝縮とテンソル凝縮が共存する場合のメソン混合の可能性/スピン角運動量を考慮した電子による古典的輻射場の誘導吸収/ベッセル関数を用いた一粒子ポテンシャル問題の数値解法/機械学習を用いたトポロジカル相転移の判別/格子ゲージ理論による量子色力学の研究/コバルト酸化物Sr0.75(LaxY1−x)0.25CoO3の物性探索:励起子絶縁体を念頭において/SrFeO3−δとCO2の可逆的反応および反応に係る熱力学パラメータの決定
 
●情報科学科
テキストデータの感情分析によるビジュアライズ/遠隔合同授業における見取りを支援する俯瞰撮影装置の位置取得方法の検討/視覚障害者のための白杖型歩行支援デバイスの開発 ― ジャイロ効果を用いた情報提示手法の試み ―/180Hzで動作する位相型空間光変調器を用いた時空間分割電子ホログラフィ/Ada LovelaceアーキテクチャのマルチGPUクラスタシステムの開発/連結グラフの全域木形成 ― 幅優先探索に基づくカラフルマーキングアルゴリズム ―/食器と食品の彩度対比が味覚イメージに及ぼす影響/Building training datasets for accent conversion of Japanese-accented English using TTS and SSML/習慣化支援アプリにおける自身の活動を客観視するためのインタフェース/標数2の有限体上の離散対数問題に基づく暗号に対する攻撃法の研究
 
●生物科学科
高知市北山におけるトカゲ類の日光浴と逃避に関する行動/クマムシ類の種多様性とコケ植物との関係,横倉山(高知県越知町)における研究事例/ウミガメ胚の心拍数と温度条件の関係/淡水産アオノリの生活史と塩分が成長に及ぼす影響/緑藻バロニアのレンズ状細胞形成過程の経時観察/スナガニ類巣穴の機能解明に向けた巣穴内行動観察法の開発/ポリスチレン人工ナノ粒子による底生有孔虫 Ammonia veneta への影響/原生生物繊毛虫テトラヒメナと肉質虫アメーバに対するマイクロプラスチックの影響について/ニホンジカにより衰退した林床植生の復元に関する研究/植物におけるD-アミノ酸アミノ基転移酵素の機能と分布/日本産ウラナイカジカ属魚類の分類学的研究
 
●化学生命理工学科
二脚型アミンをアンカーにもつ末端カルボン酸部位を有するビス(ヒドロキサム酸)型人工シデロフォアにおけるアンカー鎖長の影響/臍帯組織上清による脳性麻痺治療の可能性の検討/スルホ基を有する親水性蛍光ソルバトクロミックピレン誘導体の構造-機能関係の調査と皮膚イメージングへの応用/海藻由来多糖を用いたダブルネットワークゲルの第二ネットワークの検討/ヨウ化テトラブチルアンモニウムを触媒とするアルデヒドの酸化的アミド化反応/鶏卵からのハイマンノース型糖鎖アスパラギンの分離法の研究/電気透析型イオン抽出法による無機ヒ素のマトリックスからの分離/金属イオンに応答して色調変化を示すキラル型超分子ヒドロゲルの合成とキラリティ測定/新規乳がん治療薬開発に向けたエストロゲン受容体αの結晶化/乳酸変換およびセルロース変換に対するゼオライト触媒の構造および酸塩基性の影響
 
●地球環境防災学科
日向灘における海山沈み込みに伴う上盤の変形構造解析/琉球海溝,南琉球ブロックにおけるSSE検出の試みに向けて/自然災害伝承碑の位置情報を応用した災害リスクの可視化/デジタル画像相関法を用いた乾燥砂層に発達する単純剪断帯の歪み解析/南大洋ケルゲレン海台の中新世珪藻化石/デルタ地形の水槽実験から読み解く太古火星の海水準変動/音波探査記録を用いた別府湾の海底構造の研究/X帯二重偏波レーダーを用いた2023年6月2日に高知県西部で発生した線状降水帯の解析/台風に伴って四国で発生する線状地形性降水の解析/建設工事に伴う自然斜面の掘削後の変形過程

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