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診療案内

糖尿病・代謝

診療内容

 当科では、糖尿病を中心に、脂質異常症や高尿酸血症をはじめとする生活習慣病の治療を行っています。
 糖尿病治療において重篤な合併症を予防するためには、良好な血糖コントロール、腎症・神経障害など慢性合併症の早期診断・治療が必要になります。糖尿病治療は、罹病期間、合併症の進展の程度のみならず、患者さん個々の生活習慣・状況によって治療の仕方は大きく異なり、各々にとって長続きするよい方法をみつけることが重要です。そのためには様々な職種の医療スタッフが患者さんとよく話し合い、治療についてともに考えていく必要があります。当科では、糖尿病学会専門医・指導医、糖尿病看護認定看護師、日本糖尿病療養指導士といった糖尿病分野の専門資格を持つ多くのスタッフと診療チームを形成し、入院時は、医師だけでなく、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師といった各分野の専門職がチームとして連携して、患者さんの指導・治療を行っています。また初めて糖尿病と診断された患者さん、血糖コントロールが悪化している患者さん、合併症が進行している患者さんに対しては、10日間の入院の上、糖尿病教育、治療方針決定、合併症精査を集中的・効率的に実施するプログラムもあります。
 やや専門的になりますが、糖尿病の検査として、人工膵臓による末梢のインスリン抵抗性の評価、Continuous Glucose Monitoring System(CGMS)による24時間の持続血糖測定などによる血糖変動の評価も可能です。
 専門的治療としては、糖尿病性ケトアシドーシスなどの急性期における集中治療、低血糖頻発例への対応、外科手術時や妊娠時の糖尿病管理、1型糖尿病や膵臓の手術による糖尿病の患者さんには小型携帯ポンプによる持続皮下インスリン注入療法を行っています。

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