医学生・研修医の皆さんへFor Medical students and Residents

医学生の皆さんへ

 当科では、糖尿病、高血圧、腎臓病、肥満症などの日常診療で必ず診る疾患から、膠原病や内分泌疾患など比較的まれな疾患まで診療しています。また、発熱や電解質異常、腎障害、高血糖など、臨床現場でよく遭遇する「異常」に対応する科でもあります。
 臨床実習では、内科医としての基本的な技術である、問題点を把握し、適切な評価を行い、対応する能力(のほんのさわり)を2週間の実習で身につけることを目標とします。
  • 医療面接、身体診察、検査結果の評価により診断に至るプロセスを学びます。
  • 治療法および治療効果の判定を、主治医とのディスカッションを通して学びます。
  • 患者の生活背景を考慮し、退院後の療養指導について考えます。
当科の臨床実習は、これまで学習した事項を実際に体験し、医療技術を学ぶ機会であるので、積極的な姿勢で参加して下さい。ベッドサイドで患者と対面することが基本になりますので、スチューデントドクターとしての自覚を持って、患者と真摯に向き合って、医療チームの一員として実習に臨んで下さい。

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実習を受ける上での重要事項

  1. 万事、指導教員の指示に従うこと。
  2. 患者の前での言動には細心の注意を払うこと。
  3. 実習において知り得た患者情報の秘密保持に厳に留意すること。学内外での言動にも注意する。
  4. 清潔な白衣、医師らしい服装、音のしない清潔な靴を着用すること。
  5. 実習に関する連絡は、PHSでグループ代表者を通じて連絡するか、カンファレンスルームの黒板に掲示するので常に注意しておくこと。
  6. やむを得ず実習を休む場合は、事前に内分泌代謝・腎臓内科学医局まで必ず連絡し、後日、学生課へ書面での届け出を行うこと。

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当科で行っている卒前教育

 当教室では、医学科2・3・4年に対してはPBL(チュートリアル)教育を中心とした各セッションと、医学科2年、3年での内科学総論、臨床免疫学及び基本的臨床技能に関する講義、チーム基盤型学習(TBL)、医学科4年での内分泌・代謝学、腎臓病学の臨床各論講義、医学科6年での統合医学総論による医師国家試験を念頭とした統括講義による教育を行っております。臨床実習としては、CBT (Computer Based Test)及び実技試験型共有試験であるOSCE (Objective Structured Clinical Examination)、臨床実習後OSCEに対応するべく、担当主治医に同伴しての診療技能の見学や、主治医と共に実地での臨床推論を目指す実地臨床型のクリニカルクラークシップを行なっております。
 また、教育支援として、高知大学医学部看護科、高知県立大学看護学科、高知東高校看護学科、土佐リハビリテーション学院に講師を派遣し、腎臓、内分泌、糖尿病の講義を行っております。

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