地域協働を組織する力を育てます。

取得できる資格

社会調査士

社会調査士は、一般社団法人 社会調査協会が認定する資格で、世論や市場動向などの社会調査に関する調査・分析能力を持ち、問題点の改善提案などができる能力を持つ者に与えられます。この資格を持つ者の能力を活かせる職場は、業務として社会調査を行っている企業や部署(調査機関や新聞社、放送局、官公庁など)となります。

※社会調査士資格については、一般社団法人社会調査協会の公式ウェブサイト(http://jasr.or.jp/)や、学生向け資格取得ガイド(http://www.jasr.or.jp/students/)もご覧ください。

専門社会調査士

専門社会調査士は、調査の問題点や妥当性等の指摘、多様な調査手法を用いた調査企画、実際の調査の運営管理、高度な分析手法による報告書執筆などの実践に関する能力を証明する資格です。地域協働学専攻では専門社会調査士課程を設けており、大学院在籍中に「専門社会調査士(キャンディデイト)」、また、大学院修了時に「専門社会調査士(正規)」が取得可能です(社会調査士資格を既に有している学生が対象となります)。

※専門社会調査士資格については、一般社団法人社会調査協会の公式ウェブサイト(https://jasr.or.jp/for_students/get-sp/)もご覧ください。

社会教育主事 ・ 社会教育士

社会教育主事は、多様な主体と連携・協働した地域住民の学習活動の支援を通じて、人づくり・つながりづくり・地域づくりに中核的な役割を担うことが期待されている、都道府県・市町村教育委員会の専門的教育職員です。その資格は、大学に2年以上在学して、62単位以上を修得し、かつ、大学において文部科学省で定められている「社会教育に関する科目」の単位を修得した上で、1年以上の社会教育主事補等の職務経験を重ねることで取得することができます。本学部では2020年度から社会教育主事・社会教育士養成課程を開設し、「社会教育に関する科目」を開講しています。また、「社会教育に関する科目」の単位の全部を修得することによって、卒業時には「社会教育士(養成課程)」の称号を得ることができます。

資格取得者の声

社会調査士の資格について
今村 かのんさん
2022年度卒業

 私は、社会調査士の資格を取得したことにより、多角的な視点で物事を見ることができるようになりました。社会調査と一括りに言っても調査方法は様々あり、何を明らかにしたいかを考え、それに適した方法を選択して実践することが必要になります。これらは地域協働学部での学びとリンクしており、地域と共に学び、共に育つことをコンセプトに展開されている実習の中では、地域にとって何が必要で何が求められているのかという本質を考えることが必要になります。社会調査は、こうした地域の課題や実態などを明らかにするものであり、地域協働にとって欠かせないものだと実感することができました。調査というと専門的に感じてしまうかもしれませんが、私たちの生活に身近なところや実習の中でも社会調査の知識は役立ち、活用されています。

 私は、高知市役所へ就職しました。今後は、社会調査士の資格を取得することで身についた力や学んだことを、地元高知がより良い地域になることを目指した課題の解決に役立てたいです。

社会調査士の資格について
白石 杏樹さん
2019年度卒業

 私は、社会調査士の資格を取得したことにより、情報収集能力や分析力を身に付けることができました。それを実感したのは、卒業研究でインターネットを利用した全国調査を行ったときです。最初はうまくいきませんでしたが、自分が調査したいことをもとにアンケートを作成し、分析した結果、論文を裏付けるエビデンス資料とすることができました。

 4月から私は愛媛県庁に就職します。社会調査士の資格を取得するために学んだことを活かし、今度は地元である愛媛県の課題を解決することや、新たな魅力を引き出すことに活かしていきたいと思います。

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