11月25日（月）、高知大学地域協働学部「地域協働教育推進会議」主催で社会人師匠講座を実施しました。
今年度２回目の講師は株式会社井上建築代表取締役・井上将太氏で「大学生活を駆け抜ける」をテーマにお話しいただきました。

　井上さんは、高知県出身で高知大学の卒業生。大学１年の時に土佐町の木材会社でインターンシップをしたことをきっかけに、木造建築に興味のある大学生や若手設計士を対象にした「森の未来に出会う旅」などを企画運営しました。大学院に進み、修了後は、大手の木材商社で勤務。
昨年帰高し、家業である井上建築を継ぎました。
学生に向けて「大学時代には、自分のためだけではなく、興味のベクトルを外に向けて、①多くの良き人に出会うこと、②テーマのある旅をすること、③仲間（周り）を巻き込むこと」の大切さを話してくださいました。また、学生の「振り返りは大事か？」との疑問に
「経験や体験を外に向けて報告したり、発表すると自分自身の振り返りにもつながる。自分だけでやるのではなく、他の人と一緒にやることが大事だと思う」と伝えてくれました。学生たちも先輩の話に大いに刺激を受けたようです。