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林業にふれる(土佐町いしはら実習班)

 土佐町いしはら実習班2年生3人が2月11日~14日までの間、現地の林業関係の現場や企業を訪問し、ヒアリングや体験をさせていただきました。学生からの報告でご一読ください。

<2月11日>

地域の自伐林家の活動を理解することを目的に2月11日に一般向けに開催された林業インターンに同行させて頂きました。林業インターンでは間伐体験から製材体験までさせてもらい、木を切り倒すときの迫力を感じたほか、綺麗に板を引いた際には感動を覚えました。また、地域で活躍している地域おこし協力隊の基地にも連れて行ってもらい、林業で使用する道具についての説明を受けました。中には大型の機械からチェーンソーなど林業に使用する道具がずらりと並んでいました。

 普段は林業に触れることが少ない私たちですが、今回の体験・見学を通じて生産業の魅力や自伐林家の活動内容や役割を知ることができました。

 

<2月12日>

 午前中は土佐町田井で木工商品の開発・販売を行っているさめうらコムさんに伺いました。さめうらコムさんでは普段の生活で使用できるものから結婚式などの記念品まで製作しているそうです。

 午後からは商品を作っている男性にお会いした他、竹に被害を見学しました。

生産した木はアイディアのもと様々な商品になっていることが分かりました。また、竹が関係ない土地まで侵食していき、勝手に生い茂ってしまう竹害を実際に見て、身近なところで林業に関する課題が存在することが理解できました。

 

<2月13日>

2月13日は主に地域おこし協力隊の仕事に着目し、インタビュー調査などを行いました。地域おこし協力隊の魅力や現状の課題など多くのことが聞き取れました。唯一の女性隊員からもお話させていただき、女性から見た林業の課題なども聞くことができました。

実際に地域おこし協力隊の仕事を見学してみて命がけの仕事には間違いないと実感しました。しかし、実際に私たちも山に入ることで、協力隊の皆さんが語る山の魅力を感じることができました。林業は我々の生活にはなくてはならないものであり、そこでは性別など関係なく、楽しく働いている人がいることを学びました。

 

<2月14日>

2月14日は木材を商品化するために行われる木工作業を知るために木工体験をさせていただきました。一枚の板からまな板とコースターを自分たちでカットし、磨き上げ作成しました。木を平たんにする作業は非常に難しく、今まで見てきた木工により商品を作り出す方達のすごさに気づかされました。作成した物にはそれぞれの特徴があり、一枚の木材から工夫一つでいろいろなものが作成可能であると感じました。


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