1月23日(土)、地域理解実習・黒潮町チームは、今年度最後の実習に向かいました。
午前は企業組合ソルトビーの天日塩づくり体験に参加し、塩ができる過程についてのレクチャーを受け、塩のかくはん、ごみ取り、瓶詰めなど、作業の一部を体験したほか、塩を使っての手洗いや、塩の残母液にがりを使ったとうふを試食したりしました。
午後は黒潮町保健福祉センター2階健康研修室において現地最終報告会を実施しました。これまでの実習でお世話になった方々に実習の概要とそこでの学び・考えたことなどを発表し、それを受けて集まった方たちと学生との活発な質疑、意見交換が行わました。
地域の方からは、お褒めの言葉を頂戴すると同時に「どういう材料をなぜ使っているのかという視点も大事にしてほしい」「創業者の後継者としては、その思いを受け継ぐだけでは足りない。創業者の思いをふまえて、自ら動くタレント性が必要だ」「七立栗の実を生で使うことには限界があり、冷凍している。その活用を考えてほしい」「聞き手への配慮をしてほしい」といったご意見も頂きました。学生たちは頂いた意見を次回以降の発表の課題として受けとめていました。