9月1日から7日にかけて、台湾で海外特別演習(国際協働演習)を実施しました。今回は、7名(1年生4名、2年生1名、3年生2名)の学生が参加し、協定校である国立曁南国際大学(観光レジャー・ホスピタリティマネジメント学科)での六次産業化の研修及び台北郊外のカフェで高知の産品や観光地を紹介する「高知フェア」を実施しました。

■コーヒーと台湾の関係を知る
台湾中部の埔里に位置する国立曁南国際大学には、キャンパス内にコーヒー豆を栽培している農園があります。そこでは実際にコーヒー豆が栽培されており、その栽培方法について話を伺いました。
その後に、コーヒーに関する講義を受講し、台湾とコーヒーの関係についての理解を深めました。
■コーヒーの小分け作業を通じて台湾の六次産業化のプロセスに触れる
実際に、コーヒー豆を焙煎し、その豆をミルで挽いた後、小分けの袋に分けて詰めた上で、パッケージングまでを行い、台湾における六次産業化のプロセスを体験しました。
■コーヒー栽培の歴史を知る
翌日は、旧北海道帝国大学が所有していた演習林を訪問し、100年以上前から埔里においてコーヒーが栽培されていた歴史について、お話を伺いました。
■台湾の地震災害について学ぶ
台中では、1999年に台湾中部を震源として発生した大地震の遺構を保存している921地震教育園区を訪問し、台湾における地震災害について学びました。
■カフェで「高知フェア」
最終日は新北市にある若草 WAKAKUSA Flower & Diningのご協力で、高知フェアを開催しました。高知の農産品や観光地の紹介に加え、正調よさこいを踊って、よさこい祭りについても紹介しました。