寒波が去って少し陽気を感じる2月27日、室戸市を訪れました。
今日は、初夏~夏頃に計画している、室戸の今と昔を知るための写真展企画に向け、過去の写真を提供いただくようお願いするポスターとチラシを持参しました。
まず、いつもお世話になっている椎名集落活動センター「たのしいな」に赴き、チラシとポスターに関してご意見をいただきました。拙さも否めないチラシとポスターをしっかりと見て、「昔、といってもいつ頃の写真を探しているの?」「チラシのこの説明文ではよくわからないよ」と投げかけたうえで、過去の写真を提供いただくための呼びかけの工夫やとるべきアクションに関する、地域に住まう方だからこその的確なコメントを、愛情深く教えてくださいました。
室戸の中でも椎名地区で漁業に従事した独自のご経験や、地域社会における定置網漁の位置づけの歴史のお話、室戸高校が選抜野球で神宮球場に赴いた際のことなど、伺うことすべてがとても興味深く、椎名集落活動センター発行のニュースレター最新号に私たちのことを書いてくださっていた嬉しさも相俟って、ついつい「もっと聞きたい」、と長居してしまいました。
高知市内では3月1日から「土佐のおきゃく」が始まりますが、「室戸の春ブリ」や「サバらしい日々」など旬の旨い魚が水揚げされる室戸から、8日のおきゃくで販売にいらっしゃるそう。9日には「とさのさと AGRI COLLETTO アグリコレット」にて集落活動センターとしてイベントをなさるそうです。準備で大わらわの時期にお時間を割いてくださったありがたさを噛みしめ、週末は高知で会いに伺おう、と思いながらおいとましました。
続いて伺ったのは、室戸高校、市役所です。
集落活動センターでいただいたご助言を踏まえて修正するので、と、ご挨拶を兼ねてお伺いです。市役所では、卒業した先輩たちが大変お世話になった職員さんが快くご対応くださいました。
春が近づく室戸の海は穏やかで、室戸の人びとは温かく、美味しそうな海の幸を掲げた幟がたくさんはためいていて、早く再訪したいなぁ、と素朴に思いました。お世話になったみなさまに、御礼申し上げます。
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地域協働学部では1年次に地域を理解し、2年次に実習地ごとに地域の課題に即し、地域資源を活かした企画立案と事業計画を立てる実習に取り組んでいます。3年次は、前年度に策定した事業計画を実践し、その結果をパートナーと共有し改善策を検討することまでを実習として行っています。
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