黒潮町佐賀報部実習班の4月30日の実習では、まずタケノコの皮むき作業を行い、その後、棚田周囲に設置されていた獣害対策用の電柵(ケーブルやトタン等)の片付け作業を行いました。作業終了後、一同は拳ノ川小学校に移動し、「水曜放課後プロジェクト(水プロ)」に参加しました。
この「水プロ」は、2017年より実施されている取り組みで、子どもたちが将来的に地域の担い手となることを目指し、大学生・保護者・地域の高齢者が連携しながら、地域資源の理解とその活用法を学ぶ場として展開されています。
今回の企画「ゲームでお互いを知ろう」では、特に入学したばかりの1年生を含む小学生たちが、普段あまり関わる機会のない大学生との交流を通じて、自他の違いを知り、自分自身や黒潮町について改めて捉えなおすことを目的としました。また、企画後の振り返りの時間では、子どもたち自身が地域学習の企画に関する意見を出し、主体的に関わっていく姿勢を育むことも重視しました。
活動は、最初に大学生による学習支援(漢字ドリルや暗誦などの見守り)を30分程度行った後、メイン企画に移行しました。メイン企画では、大きなサイコロを使ってテーマを決め、自己紹介を交えながら大学生との交流を深めました。子どもたちは、最近関心を持っている一輪車の話題でも盛り上がり、「失敗は成功のもと」と繰り返しながら、ご自慢の技を披露する姿も見られました。
大学に戻ってからは、活動の振り返りを行い、次回の企画に向けた準備作業を進めました。






