5月30日、約2,000人の乗客を乗せた大型クルーズ船セレブリティ・ミレニアム号が高知新港に寄港。高知市中心部の商店街には、朝から多くの外国人観光客が訪れ、にぎわいを見せました。
この日、こうち観光ナビ・ツーリストセンター実習班の2年生は、初めての外国人対応にチャレンジ。最初は緊張した面持ちで立ちすくんでいましたが、3年生が積極的に英語で案内する姿に背中を押され、少しずつ自信を取り戻していきました。
観光客に人気のカツオのたたき店の案内などを通じて実践的な接客を経験し、午後には笑顔で対応する姿も見られるようになりました。
実習後の振り返りには、こんな言葉が綴られていました:
「今日、自分の中でちょっと成長したかなと感じた。初めは戸惑っていて先輩方の様子を見ているばかりだったが、頑張って挨拶したり、言葉を理解しようとしていたら、最後には“ありがとう”と言われて嬉しかった。次は、おすすめの場所や主要観光地まで何分程度かかるかなど、事前に調べて答えられるようにしたい」。
言葉の壁を越えて伝えようとする経験が、学生たち一人ひとりの自信と学びにつながる実習となりました。



