黒潮町佐賀北部実習班では、地域にある「使われていない資源」を子どもたちの学びにつなげる取り組みを進めています。6月25日には、遊休農地や家屋周辺に残る果樹を活用し、子どもたちと一緒にゼリー作りを行いました。
◆ゼリー作りのねらい
地域に眠るユズやシソ、ウメといった果樹を、ただ消費するのではなく「活用法」として子どもたちに伝えることを目的に、ゼリー作りを企画しました。この取り組みは、子どもたちが地域の資源を知り、その知識やスキルを生活に生かしていけるようになることを目指しています。
◆事前準備と試作
本番に先立ち、6月10日には多様な果肉を組み合わせたゼリーの試作を実施しました。色や風味のバランスを確かめながら工夫を重ね、子どもたちが楽しく挑戦できるレシピを準備しました。
◆小学校と地域の協働
当日は拳ノ川小学校でゼリー作りを実施。佐賀北部集落活動センターの「食部会」のみなさんが協力してくださり、地域の知恵や調理の工夫を子どもたちに伝えてくださいました。地元の方々と一緒に取り組むことで、単なる料理体験を超えた学びとなりました。





