高知の夏の風物詩「土曜夜市」に、地域協働学部の課題探求実践セミナーの学生たちが出店しました。商店街の方々の協力を得て、事前学習から準備、当日の運営、そして振り返りまで一連のプロセスを体験。お客様として参加する立場では得られない学びが、学生たちに数多くの気づきを与えました。
■商店街と連携した学びのプロセス
課題探求実践セミナーでは、京町・新京橋商店街振興組合のご協力のもと、2025年7月5日および12日の土曜日に高知市の土曜夜市へ出店を行いました。
出店に先立ち、6月25日には事前学習として商店街の街歩きを実施し、28日には振興組合が出すスーパーボールすくいやお面販売を手伝わせていただきました。出店者側の視点を知ることは、学生にとって貴重な経験となりました。
■射的とヨーヨー釣りで挑戦!
出店準備では、学生たちは射的チームとヨーヨー釣りチームに分かれ、企画・準備を進めました。そして当日、夜市の活気あふれる雰囲気の中で多くの来場者に楽しんでもらい、実践的な学びを得ることができました。
■振り返りで見えた課題と次の一歩
翌週には活動の振り返りワークを行い、出店を通じて見えてきた課題や改善点、今後につなげるためのポイントについて意見交換をしました。
多くの学生にとって「お客様」ではなく「サービス提供側」としての経験は初めてであり、今後の実習に向けた大切な準備の機会になりました。



