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「農業のイメージを変えたい」現場から学ぶ、四万十の知恵と実践(1年生実習)

11月5日、1年生・地域協働総合実習入門の農業班(べっぴん班)は、べっぴんさんの新鮮野菜市の代表である武市由美さんにコーディネートしていただき、四万十町を訪れました。

はじめに伺ったのは、有限会社四万十みはら菜園の四万十農場です。ここでは6mもの高さのあるハウスで、オランダの技術を取り入れながらトマトを栽培しています。社長の東さんの「農業のイメージを変えたい」という言葉のとおり、さまざまな技術に圧倒されながら、最新の農業の形に触れることができました。 

次に伺ったのは、武市さんの有機栽培のしょうが畑です。この日は、武市さんが所属しているNPO法人かまんのメンバーが集まってしょうがの収穫をしており、実習メンバーもしょうが収穫の体験をしました。畑にしょうがが植えられている様子を初めて見るメンバーも多く、驚きながらの収穫作業となりました。また、みはら菜園で見た最新の技術とは異なる、共同で農作業をするという農業のあり方に触れることができました。 

しょうが収穫の後は、クラインガルテン四万十に移動し、JA直販所「みどり市」の手づくりお弁当を食べながら、武市さんにご自身のお話やNPO法人かまんのことについてお話を伺いました。 

午後の収穫に戻った武市さんを見送った後は、クラインガルテン四万十の管理人・島岡さんにお話を伺いながら施設を見学しました。クラインガルテンとは滞在型市民農園のことで、都市と地域の交流を通じて地域の活性化を図ろうと、2010年に四万十町に設立された施設です。利用者同士、利用者と地域の方の交流の機会を多数設けているというお話も学生たちは興味深く聞いていました。

短い時間でしたが、今回の実習は、農業や農的な暮らしのさまざまな形を知ることのできた充実した時間となりました。


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