室戸実習班は9月2日、室戸青少年自然の家で開催されていた巡回写真展「よみがえる風景 室戸の記憶写真展」の最終撤収を行いました。7月から続いた巡回展示を締めくくり、地域の皆さんからの温かい支援と学びを振り返る一日となりました。

◆ 巡回写真展、ついに最終日

9月2日、夏休み後半の猛暑の中、室戸実習班は室戸青少年自然の家を訪れ、「よみがえる風景　室戸の記憶写真展」の撤収作業に取り組みました。7月8日の室戸市役所ロビー展示から始まった巡回写真展も、この日で一区切りを迎えました。

◆ 多くの支えに気づく「振り返りの時間」

ボードを外したり写真を回収したりしながら、この夏の出来事が走馬灯のように学生たちの頭をよぎります。

写真展の開催にあたっては、地域の方々から日々たくさんのご支援をいただきました。ときには迷惑をかけたり、厚意に甘えてしまうこともありましたが、その都度、言葉にして支えてくださる温かい姿勢に、若い学生を「見守り、育てよう」とする地域の愛情を強く感じる機会となりました。

◆ 「恩返し」で始めた企画が、次への挑戦に

写真展は、昨年度お世話になった地域の方々への恩返しとして始めた企画でした。しかし、巡回を進める中で、「この経験を何か形に残したい」という思いが学生の中に芽ばえています。

3年生の姿を見て刺激を受けた2年生も、新しい企画を立ち上げる準備を進めています。

◆２学期からの計画へ

２学期が始まったら、学生たちは企画を具体化し、準備が整い次第、再び室戸を訪れる予定です。

地域の皆さんにとっても価値のある取り組みとなるよう、これからも相談を重ねながら実習を続けていきます。

◆ 最後に

巡回写真展を通していただいたあたたかなご支援に、あらためて心より御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。