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「プロの仕事をしたい」安芸の農家さんから学んだ一日(1年生:地域協働総合実習入門)

12月3日、1年生・地域協働総合実習入門の農業班(べっぴん班)は、べっぴんさんの新鮮野菜市の野町亜理さん・公文啓子さんが暮らす安芸市を訪れました。

最初に訪れたのは、JA高知県安芸集出荷場です。安芸市は施設園芸、中でもなすの生産がさかんです。この集出荷場ではなすを中心に、およそ300軒の生産者の農産物を集荷し、全国へ出荷しています。集出荷場では、機械化された選別や袋詰めの様子や、働いているみなさんの姿、高く積みあがった段ボールなどを見学し、農業には多くの人や関連産業が関わっていることを理解しました。

続いて訪れたのは、公文さんの息子さんがししとうを育てているハウスです。ししとうの栽培のお話や、Uターンして就農した理由、仕事に対するモチベーションなど、短い時間の中で貴重なお話をたくさんお聞きしました。

お昼ごはんには、安芸市の野菜をふんだんに使ったお弁当と、野町さんと公文さんが作ってくださった料理をいただきました。公文さんの畑で取れた野菜のサラダや、野町さんのハウスで収穫したなすのたたきは特に学生に好評で、味覚でも安芸市の野菜について知ることができました。

午後には野町さんがなすを栽培しているハウスを訪れ、野町さんと夫の章さんにお話をうかがいました。50年なすを生産している野町さんがおっしゃった「プロの仕事をしたい」、「農業は結果が見える」といった言葉からは、農業者としての自信や誇りが感じられました。

一日のみの訪問でしたが、安芸市の基幹産業である施設園芸とそこで働く人々の思い、他産業との関わりを知る実習となりました。


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