7月から9月にかけて実施した巡回写真展への感謝を伝えるとともに、次の取り組みに向けて地域の声を聞くため、室戸実習班は11月18日に室戸市を訪れました。
3年生は写真展の報告冊子づくりの仕上げに向けて、2年生は今後具体化していく企画構想について、それぞれ地域の方々から率直なご意見をいただく一日となりました。
■巡回写真展の「その後」を伝えに
11月18日、室戸実習班は室戸市を訪れました。
3年生は、7月から9月にかけて室戸市役所・集落活動センターたのしいな・室戸青少年自然の家で実施した巡回写真展への御礼と、写真展実施報告書のブラッシュアップを目的に。2年生は、今後具体化していく企画構想について、地域の方々からご意見を伺うための訪問です。
■3年生:写真展の経験を「冊子」にする
2学期に入り、3年生は巡回写真展の報告冊子の制作に取り組んでいます。
写真一枚一枚にまつわる地域の方々から教わったことを言葉にし、見やすいかたちにまとめていく作業は、想像以上に時間と労力のかかるものでした。
この日は、仮完成した冊子を携えてお世話になった方々を訪ね、より良くするための率直なご意見をいただきました。
「冊子の見方を冒頭で示した方がいい」「文字や写真をもっと大きくして、余白を生かしては」など、集落向けの通信づくりを担ってこられた仙頭さんから、具体的で実践的な助言をいただきました。
■感謝を伝える中で生まれた、新たな広がり
3年生は、市役所や地域の方のお宅を一つひとつ訪ね、感謝のフライヤーを手渡して歩きました。
その中で、「みなさんが学んだことを、市民館のデイサービスで発表してみませんか?」と声をかけていただく場面もあり、写真展の取り組みが新たな展開を見せる兆しも感じられました。
■2年生:企画構想を、地域の言葉で問い直す
一方2年生は、前週にいただいた意見を踏まえてブラッシュアップした企画書を携え、市役所や集落活動センターたのしいなを訪問しました。
企画構想に先行する地域の取り組み、室戸に「あるもの・ないもの」、そして地域で企画を進める際に知っておくべき視点や注意点について、非常に具体的なお話を伺うことができました。
■率直な意見に向き合う時間
話を進める中で、学生間の認識のずれが浮き彫りになったり、地域の事情を知って思わず言葉に詰まったりする場面もありました。
しかし、踏み込んだコメントをいただけたのは、地域の方々が学生の取り組みを温かく見守ってくださっているからこそ。そう実感する時間でもありました。
■立ち止まり、もう一度考えるという選択
帰路の車内では、「一度白紙に戻してでも、2年生のうちに徹底的に話し合う必要がある」という意見で一致しました。
すぐに答えを出すのではなく、自分たちの現在地を見つめ直し、納得に向かうプロセスを大切にする。その重要性に気づかされた現地実習となりました。
今回もお世話になった地域のみなさまに、心より御礼申し上げます。



















