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作品が人を呼び寄せる場所―冬の倉敷と大原美術館

1月20日、デザイン班とコンテンツ班は合同で大原美術館と美観地区の視察に赴きました。

倉敷美観地区を訪れた際、街並みそのもの以上に強く印象に残ったのは、大原美術館の存在感でした。美観地区は景観が主役になりやすい場所ではありますが、大原美術館はクロード・モネ、アンリ・マティス、ルーチョ・フォンタナから近代日本美術に至るまで、極めて幅広い作品群を擁しています。そのため、「観光地にある美術館」というよりも、「作品そのものが人を引き寄せている場所」と表現するほうがふさわしい美術館であると感じました。

一方、冬の美観地区は、柳や蔦の色が落ち、白壁とのコントラストも弱まるため、情緒がやや後退する季節でもあります。その分、屋外の景観よりも、館内で作品と静かに向き合う時間へと自然に意識が向かいました。色彩を失った外界とは対照的に、絵画の色や質量がより強く立ち上がってくるように感じられました。

フォンタナや佐伯祐三による、絵画という表現そのものを内側から問い直す切実な試みと、工芸館に並ぶ棟方志功や芹沢銈介の、生活の側から美を掘り起こす民藝の思想。その異なるベクトルをもつ表現が同じ空間に並置されていることに、大原美術館の奥行きと、倉敷という土地が育んできた文化の厚みを感じました。

今回の訪問が、学生にとって単なる作品鑑賞にとどまらず、「表現とは何か」「美術は社会や生活とどのように関わるのか」を考える時間となっていればと願います。


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