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出汁から考える一杯 ラーメン試作の取り組み(室戸を主とした漁村のくらし実習班)

私たちは2月19日、「ソーレ」調理実習室にてラーメンの試作を行いました。今回は、ラーメンの味の基礎となる出汁に焦点を当て、鰹節、昆布、椎茸、魚(身やアラ)を用いて配合の検証を実施しました。魚は下処理を行い、身やアラから丁寧に旨味を引き出す工程を確認しながら煮出しました。

素材ごとの特性や組み合わせによる味の変化を比較した結果、鰹節の風味が全体の印象に大きく影響すること、椎茸と魚の組み合わせが旨味に広がりと調和をもたらすことを確認しました。これらの検証を踏まえ、出汁の方向性について一定の手応えを得ることができました。

あわせて、室戸の伝統野菜「ぼたなす」についても、天ぷら以外の調理法として焼きによる試作を行いました。素材本来の風味を生かした仕上がりとなり、ラーメンのトッピングとしての活用方法について検討を深めました。

最後に、試作で得られた出汁を用いてラーメンとしての仕上がりも確認し、全体の味のバランスを検証しました。夕方、片付けと手続きを終えて、この日の活動を終了しました。

今回の試作では、出汁の配合の難しさを実感すると同時に、塩ラーメンという一見シンプルな料理の奥深さを改めて認識することとなりました。素材それぞれの旨味や香りが相互に影響し合い、わずかな配合の違いによって全体の印象が大きく変化することを体感しました。

今後は野菜出汁など他の出汁との相性についても検証を進めるとともに、第三者からの意見をいただく機会を設け、味の方向性をさらに明確にしていく予定です。こうした試作と検証を重ねながら、地域資源の魅力を最大限に引き出せる一杯を目指していきたいと考えています。


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