事業企画プロジェクト実習・いの町是友地区の2年生は、地域づくりの先進的な事例を勉強するために、土佐町に行ってきました。
一つ目は、とんからりんの家です。とんからりんの家は土佐町田井地区にあり、地域の皆さんの生きがいづくりや、居場所となっている地域福祉の拠点です。はじめに、筒井さんからとんからりんの家の成り立ちや概要についてお話をいただきました。その後、土佐町社会福祉協議会の山首事務局長から地域福祉と地域づくりについての有意義なお話をしていただきました。また、10時30分から1時間以上も行う”体操”では、利用者の方と一緒に学生もしっかりと体を動かしました。
二つ目は、集落活動センターいしはらの里です。石原地区は土佐町の西端に位置し、土佐町役場から地域中心部の西石原までは車で約15分かかります。産業の衰退、若年人口の流出・減少、過疎高齢化、移動手段・防災拠点の確保、生活サービスの維持といった課題に対処するため、平成24年5月に地域団体である「いしはらの里協議会」を設立し、県下で2番目の集落活動センターになりました。こちらでは、「合同会社いしはらの里」で購入した嶺北牛や野菜で、みんなですき焼きを作って食べました。また、山下さんから集落活動センター設立の経緯についてお話を伺うとともに、お披露目間近の’モデルハウス’の掃除のお手伝いもしました。
今回の土佐町視察から得たヒントは、今後の是友でのプロジェクトでも大いにいかしていくことができそうです。