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原点に戻り商品の魅力を探る(3年生実習・黒潮町maprok)

 12月15日、黒潮町・maprokの3年生実習は、ニーズ調査を踏まえた新しいパンフレット作成のためのワークショップと原価計算の仕組み作りのためのワークショップを行いました。

 パンフレット作成については、デザイナーの大村和志氏にご参加いただきました。大村氏から、プリザーブドフラワーのマーケットはできあがったマーケットとして捉えて良いのか、生花や造花とどう違うのか、など、原点に立ち返った観点が提起されたことにより、消費者に訴求する視角やパンフレット作成に最も必要なことに関し、重要な気づきが得られました。

 雑貨屋やケーキ屋はもとより、一部では花屋においてもプリザーブドフラワーを正確には知らないという事実がニーズ調査で発見されていたにもかかわらず、そのことが持つ意味などについて深掘りできていなかったこと、生花や造花との違いをどう訴求すべきかをもっと突き詰めて、プリザーブドフラワーの魅力を明確にすること、それらをパンフレットの画面にどう表現するかなどの点について学生に宿題が出され、それらを踏まえてラフスケッチを多数作成した上で、1月の現地報告会当日に再度ワークを行うことになりました。

 原価計算に仕組み作りについては、比較的原価計算が単純なスキームで行えるデルフィニウムとブルースターのケース、計算スキームが複雑なダリア、ハーバリウム、収支報告書の4つを作成することを展望していましたが、今回は、デルフィニウムとブルースターについては完成した計算フォームを確認し、計算スキームが複雑なダリアについて、ワークショップを行うことで完成までこぎ着けました。残るハーバリウムと収支報告書に関しては、間接費の配賦方法について、この一年間が試行錯誤の連続であったために確定できない要素が多すぎることから見送ることとし、ハーバリウムの原価計算のフォームづくりは次回までの課題となりました。

 

 


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