1月16日、3年生黒潮町maprokのメンバーは現地実習で「ニーズ調査を踏まえた新しいパンフレット作成のためのワークショップ」「原価計算の仕組み作りのためのワークショップ」「事業改善案に関する報告と討議」を行いました。
パンフレット作成については、前回の現地実習に引き続いてデザイナーの大村和志氏にご参加いただきました。パンフレットチーム3名は、知人やニーズ調査先にあらためてプリザーブドフラワーについて、イメージ、用途、記念品として捉えられるかなど、マーケットやニーズの特徴を捉えるための聞き取りを行い、それをまとめておきました。この結果を大村氏に対して発表し、プリザーブドフラワーの打ち出し方に関する再検討を行ってコピーを考える作業が、今回最初のワークとなりました。
その中で、パンフレットの配布対象は、まずは花材やアレンジメント用品等を扱っている事業者となり、その事業者が末端ユーザーにmaprokの商品を説明することをイメージしたパンフレットづくりが必要であることなどが確認されました。2番目に行ったのは、maprokの商材(特に花材)の強みの分析、技術的優位性に関する分析です。花材等を扱っている事業者は、商品の質感までわかるような画像情報や商品の技術的特徴、保存期間など、プリザーブドフラワーとmaprokの商材の技術的特徴などを明確に知りたいはずであり、それらを軸にして編集する必要があることなどを確認しました。また、プリザーブドフラワーが永遠に思い出を残せるものというよりも、日常の中に位置づけられるシーンを想定したり、しばらくの期間(2~4年程度)楽しむことができるという特徴があることなどを訴えるという方向性も確認しました。