1月21日、いの町是友実習の3年生は、3年間の集大成の実習に臨みました。学生たちがこれまで学んできた「地域協働によるコミュニティの持続可能性」を考え、「ワークショップの技法」のすべてを出し切ったものとなりました。
最終実習は丸一日かけて行われました。午前中の基調講演を依頼していた講師が前日にインフルエンザに罹患するという「想定外」のことが起こりましたが、当日は、みんなで力をあわせて、これまでの活動報告をするなどして乗り切りました。次に、「是友のこれまでとこれから」をテーマにシンポジウムを行い、昼休みには学生が感謝を込めて作ったカレーライスをみんなで食べました。
午後は「素敵な是友の暮らしワークショップ」を行いました。長時間のワークショップでしたが、学生のファシリテーションのもと、良い雰囲気の中、参加者は笑顔で取り組んでいました。閉会後、3年生一人一人が、お礼の言葉や感想を述べましたが、会場は温かい拍手に包まれ、思わず涙をこぼす学生も。
学生も住民の皆さんも、お互いに「学びあった」という実感をもつことができた瞬間でした。これからも、是友地区の皆さんが協力し合って、良い地域づくりに取り組んでもらえればと思います。
コミュニティの持続のために感謝のワークショップ(3年生実習・いの町是友)
授業風景2018年01月26日