7月5日、降りしきる雨の中、路面電車に乗って県民文化ホールに赴きました。
この日は、お仕事で高知市にいらっしゃる室戸市の方に時間を割いていただき、室戸市での若い世代とのビキニ事件に関する意見交流会の実現に向けた話し合いを、行いました。地域社会にとってのビキニ事件は何をもたらしたのかを考えたい、以前室戸市で意見交換をさせていただいた際に伺った地域社会の現状への認識を深めたい、その上でよそ者としてできるビキニ事件をめぐる記憶の継承実践を試みたい、そうしたことをお伝えしました。
話し合いを通して、複数回、現地を歩くことを含めた意見交流会の実現可能性が、見えてきました。初回は9月下旬となりそうです。学生たちは緊張した様子でしたが、前向きにご検討くださったことに安堵したよう。その後の昼食も、キャンパスに戻ってからの明星大学・竹峰ゼミとのオンライン交流会に向けた顔合わせも、少しホッとしながら過ごしました。
ビキニデーin高知2022を契機として、いろいろなご縁をいただきました。昨年度末に掲げた今後の活動のテーマであった“発信”を、いろいろな方々のご協力で、少しずつ積み重ねられそうです。