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新聞は考える場をくれる(ニューストークカフェ)

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 6月24日(水)、高知新聞社と地域協働学部の共催で「ニューストークカフェ」が行われました。

 当日は、この日の高知新聞朝刊を素材に、同社記者と大学生が興味関心のある記事をもとに、新たな新聞を作成しました。記事をもとに話を進めることで、ニュースの背景を読む視点や大きな出来事の流れを探る視点が芽生えたことが学生の発表からはうかがえました。

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[↑ 仕上がった新聞記事:写真提供・地域協働学部1年清水温子さん]

 

 参加した学生からは以下の感想が届きました。

 

        ☆。・*   ☆。・*

 

☆地域協働学部1年 下村海登くん

 6月24日、高知大学にて高知大学の学生や先生方、高知新聞の記者の方々が参加し、今年度第2回目の「ニューストークカフェ」が開かれました。

 僕は今回初めて参加しました。そもそも何をするのか分からず少し戸惑うなかでスタートしたカフェですが、お菓子やかき氷(ゆず味)を食べながら新聞記事の内容とは関係ないことも気軽にトークするなかで徐々に慣れることができました。

 主なトークのテーマは、24日の高知新聞の1面に載っていた「沖縄の基地移設問題」でした。記者の方や上田先生、3年生や同学年の友達とトークして、皆それぞれ違う意見を持っており、聞いていてとてもおもしろかったです。さらに皆が基地移設に反対なら反対する理由、賛成なら賛成する理由をしっかりと持って述べていたのですごいと思いました。僕も、人を納得させるくらいの論理的な説明力を身に付けたいです。今日の参加者の中には沖縄出身の人もいて、沖縄県民から見た基地移設問題についても知ることができました。

 僕たちが普段何気なく見ている新聞やニュースの記事も、当事者や身近な人にとってはとても関心のあるものであり、そうした人たちからの意見はより現実味を帯びているので考えさせられました。

 「新聞はその日に起こった出来事を伝えるのみならず、私たちにそれについて考える場を提供している。」という記者の方の言葉は僕の心に強く残っています。

 今回のカフェは、軽いトークも真面目なトークも交えてできたので良かったと思います。次回は2か月後の8月にカフェが開かれるので、ぜひ参加したいと思います。とても充実した3時間でした。

 

☆地域協働学部1年 米澤望さん

 今回のニューストークカフェでは、沖縄の慰霊の日の記事をもとに記者の方とお話しさせていただいたのですが、これまでニュースでしか観ることしかなかった沖縄戦から、現在でも沖縄が戦争のツケを払わされているように感じました。

 教科書では一行ぐらいで終わってしまう内容には、こんなにも沖縄の人たちが苦しんでいるという実情が含まれているのかと思うと、胸が痛くなりました。

 ニューストークカフェでは、気軽に時事問題について議論する事が出来ます。この時間は有意義な時間だと思うのですが、皆さん、どうでしょうか?

 

☆地域協働学部1年 宮崎和佳さん

 私は今回初めてニューストークカフェに参加しました。私は普段新聞に触れる機会が少ないので、話題についていけるか不安がありました。けれども、自己紹介をして、新聞を開いて4人で話し始めると、次第に話が弾み、場も楽しい雰囲気になっていきました。

 今回は沖縄の基地問題の話がメインで、少し難しかったのです。基地問題をはじめ戦争について語り合ったことは今まであまり経験がなかったので、新鮮な気持ちでのぞめました。世代が違えば、もっている意識は人それぞれ違うので、教員や新聞社の方のお話は深みがあると感じました。

 各テーブルごとに、切り抜きした記事にコメントを書き入れて作成した新聞の発表をしました。新聞は一人で読むことが基本だけれど、読んで話したことを他の班の人とも共有できるので、更に関心が深まると思いました。参加して、とてもいい時間を過ごせたなと思います。8月の次の開催が楽しみです。

 

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