地域協働学部4年生の木村まいさんが東京都美術館で開催される「第62回日本版画会展」において2部門で入選を果たしました。
<木村まいさんコメント> ―何かと何か、誰かと誰かをつなぎたい-
この度第62回日本版画会展に入選いたしました。大変うれしく、今後の作品制作のモチベーションにつながりました。一つ目の作品「凍解(いてどけ)」では、冬から春に移り変わるころ、凍った大地が徐々にとけはじめ、厳しい冬の寒さに耐え忍んだ植物たちが目覚める瞬間をローラー版画で表現しました。二つ目の作品「晴好雨奇」は、晴れの日雨の日それぞれ素晴らしいということを表現した四字熟語で、梅雨時期に制作していたこともあり、晴天、雨天、両方のありがたみを感じながら制作しました。双方とも自然現象から着想を得ており、植物や土壌と対話を繰り返しながら様々な表情をキャンパスに映していきたいと思います。今後挑戦したい技法もたくさんありますが、何かと何か、誰かと誰かを繋ぐ作品を目指して制作していきたいです。
木村さんの作品は11月26日(金)~12月2日(木)まで東京都美術館で開催される第62回日本版画会展に展示される予定です。詳細はhttp://www.nipponhanga.jp/(外部サイトへリンクします)をご覧ください。
・部門1 作品タイトル「凍解」技法:ローラー版画
・部門2 作品タイトル「晴好雨奇」技法:ローラー版画